勤労の授業が「働く人はすごい」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、そうじの作業と、おじぎやあいさつなどの心づかいをくらべて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『世界がおどろく七分間清掃』(小学6年・道徳/勤労、公共の精神)
- あらすじ:鉄道ファンの「ぼく」は、ジョニーさんと東京駅へ新幹線を見に行きます。清掃員さんたちはおじぎで新幹線をむかえ、ちょうど七分間でそうじを終えます。お客様に喜んでもらえるのがうれしいと聞き、「ぼく」は働く人たちに目を向けます。
- ねらい:仕事=決められた作業 → だれかの喜びが働く喜びになる。一人一人の働きが集まって、社会が支えられている
- おすすめの発問:そうじの作業とおじぎ、どちらが大事な仕事だろう?
- 板書:左「七分間の仕事」・中央「心をくばる理由」・右「社会を支える働き」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
世界がおどろく七分間清掃のあらすじ(どんなお話?)

鉄道ファンの「ぼく」は、ジョニーさんと東京駅へ新幹線を見に行きます。清掃員さんたちはおじぎで新幹線をむかえ、ちょうど七分間でそうじを終えます。お客様に喜んでもらえるのがうれしいと聞き、「ぼく」は働く人たちに目を向けます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「仕事は決められた作業」という考えです。授業の後は、働くことがだれかの役に立つ喜びにつながり、多くの人の働きが社会を支えていると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、速さや技のすごさで終わりがちです。七分間の作業と、なくても終わるはずの心づかいをくらべると、仕事にこめられた思いと働く喜びが見えてきます。
4コマで見る「給食当番」

当番の仕事も、作業だけなら早く終わります。そこに相手を思う一言が加わると、受け取る人も自分もうれしくなり、働くことの意味が変わります。
板書計画は3つのエリア

左に清掃員さんたちの七分間の仕事、中央におじぎやあいさつにまで心をくばる理由、右に社会を支える働きを書きます。くわしい板書と発問の流れはnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『世界がおどろく七分間清掃』【勤労、公共の精神】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「働く人はすごい」で終わらせない
- 作業と心づかいをくらべて思いを見る
- 多くの人の働きが社会を支えている
『世界がおどろく七分間清掃』のよくある質問
Q. 『世界がおどろく七分間清掃』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「勤労、公共の精神」です。
Q. 『世界がおどろく七分間清掃』のあらすじは?
A. 鉄道ファンの「ぼく」は、ジョニーさんと東京駅へ新幹線を見に行きます。清掃員さんたちはおじぎで新幹線をむかえ、ちょうど七分間でそうじを終えます。お客様に喜んでもらえるのがうれしいと聞き、「ぼく」は働く人たちに目を向けます。
Q. 『世界がおどろく七分間清掃』の授業のねらいは?
A. 仕事=決められた作業という考えから、だれかの喜びが働く喜びになるという考えへ深めることです。授業の前は「仕事は決められた作業」という考えです。授業の後は、働くことがだれかの役に立つ喜びにつながり、多くの人の働きが社会を支えていると気づくことがゴールです。
Q. 『世界がおどろく七分間清掃』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「そうじの作業とおじぎ、どちらが大事な仕事だろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、速さや技のすごさで終わりがちです。七分間の作業と、なくても終わるはずの心づかいをくらべると、仕事にこめられた思いと働く喜びが見えてきます。
Q. 『世界がおどろく七分間清掃』の板書計画は?
A. 左に清掃員さんたちの七分間の仕事、中央におじぎやあいさつにまで心をくばる理由、右に社会を支える働きを書きます。くわしい板書と発問の流れはnoteで紹介しています。












