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6年

『五十五年目の恩返し』指導案・板書・発問|6年道徳【感謝】「ありがとう」を言わせない

五十五年目の恩返し s1

感謝の授業が「ありがとうを言いましょう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、そんなよくある失敗から、実話の流れと授業のゴールを図でまとめます。

この記事のポイント(30秒で)

  • 教材:『五十五年目の恩返し』(小学6年・道徳/感謝)
  • あらすじ:かつて外交官の杉原千畝が発給したビザで、多くのユダヤ人が命を救われました。五十五年後の阪神・淡路大震災のとき、ユダヤ人団体が「スギハラ基金」を設置して日本を支援します。助けられた本人の多くはもういませんでした。
  • ねらい:感謝=ありがとうと言う → 有り難いと気づくと自然に応えたくなる。心からの感謝は、ありがたいと気づいた瞬間、応えたい行動になる
  • おすすめの発問:本人がいないのに、なぜ恩は受けつがれたのだろう?
  • 板書:左「有り難う・当たり前」・中央「恩返しはいらない?」・右「気づくと応えたくなる」の3分割

書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)

五十五年目の恩返しのあらすじ(どんなお話?)

五十五年目の恩返しのあらすじ図解

かつて外交官の杉原千畝が発給したビザで、多くのユダヤ人が命を救われました。五十五年後の阪神・淡路大震災のとき、ユダヤ人団体が「スギハラ基金」を設置して日本を支援します。助けられた本人の多くはもういませんでした。

ねらい(この授業のゴール)

授業の前と後

授業の前は「感謝はありがとうと言うこと」という考えです。授業の後は、「ありがたい」と気づいた瞬間に、自然と応えたいという行動になってあらわれるのが心からの感謝だと気づくことがゴールです。

発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

やりがちな発問と、おすすめの問い

よくある失敗は、教師が感謝を教えこみ、「ありがとう」を言わせて終わることです。時代と国を超えて恩が返された事実に目を向けると、気づきが行動を生む心が見えてきます。

4コマで見る「給食のひみつ」

4コマまんが「給食のひみつ」

当たり前だと思っていたことが、本当は有り難いことだと気づくと、言われなくても伝えたくなります。感謝は教えこむものではなく、気づきから生まれます。

板書計画は3つのエリア

板書計画のイメージ(全体はnoteで)

左に「有り難う」と「当たり前」のちがい、中央に「感謝があれば恩返しはいらないか」という問い、右に気づくと応えたくなる心を書きます。くわしい流れはnoteで紹介しています。

授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ

noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。

▶ 6年「五十五年目の恩返し」【感謝】の指導案と発問はこうする!

教材の見方の部分は無料で読めます。

まとめ

  • 「ありがとう」を言わせて終わらせない
  • 「有り難う」と「当たり前」のちがい
  • 気づいた瞬間、応えたい心が生まれる

『五十五年目の恩返し』のよくある質問

Q. 『五十五年目の恩返し』は何年生・どの内容項目の教材ですか?

A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「感謝」です。

Q. 『五十五年目の恩返し』のあらすじは?

A. かつて外交官の杉原千畝が発給したビザで、多くのユダヤ人が命を救われました。五十五年後の阪神・淡路大震災のとき、ユダヤ人団体が「スギハラ基金」を設置して日本を支援します。助けられた本人の多くはもういませんでした。

Q. 『五十五年目の恩返し』の授業のねらいは?

A. 感謝=ありがとうと言うという考えから、有り難いと気づくと自然に応えたくなるという考えへ深めることです。授業の前は「感謝はありがとうと言うこと」という考えです。授業の後は、「ありがたい」と気づいた瞬間に、自然と応えたいという行動になってあらわれるのが心からの感謝だと気づくことがゴールです。

Q. 『五十五年目の恩返し』の発問はどうすればいいですか?

A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「本人がいないのに、なぜ恩は受けつがれたのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。よくある失敗は、教師が感謝を教えこみ、「ありがとう」を言わせて終わることです。時代と国を超えて恩が返された事実に目を向けると、気づきが行動を生む心が見えてきます。

Q. 『五十五年目の恩返し』の板書計画は?

A. 左に「有り難う」と「当たり前」のちがい、中央に「感謝があれば恩返しはいらないか」という問い、右に気づくと応えたくなる心を書きます。くわしい流れはnoteで紹介しています。

動画訴求画像