勤労の授業が「仕事は大変」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、加奈子が憧れた美容師と、職場体験先の安田さんをくらべながら、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『加奈子の職場体験』(中学2年・道徳/勤労/よりよく生きる喜び)
- あらすじ:加奈子は駅前の華やかな美容院に憧れていましたが、職場体験先は住宅街の古い店でした。雑用に追われ、店主の安田さんに何度も叱られます。四日目、お客さんに真剣にハサミを当てる安田さんの姿に、加奈子は働くことの別の顔を見ます。
- ねらい:働く=華やかで楽しいこと → 働く喜びは目の前の真剣勝負に。働く喜びは目立つ場所より、目の前の仕事に本気で向き合うことに
- おすすめの発問:憧れの美容師と安田さん、働く姿はどうちがう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
加奈子の職場体験のあらすじ(どんなお話?)

加奈子は駅前の華やかな美容院に憧れていましたが、職場体験先は住宅街の古い店でした。雑用に追われ、店主の安田さんに何度も叱られます。四日目、お客さんに真剣にハサミを当てる安田さんの姿に、加奈子は働くことの別の顔を見ます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「働く=華やかで楽しい」という憧れになりがちです。授業の後は、働く喜びが目の前の仕事に真剣勝負で向き合うところにあると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと加奈子の気持ちの上下を追うだけになりがちです。二つの「働く姿」をくらべると、加奈子の憧れの中身が書き換わっていく様子が見えてきます。
4コマで見る「合唱の伴奏」

目立つ役だけが大切なわけではありません。だれかの真剣な姿を見たとき、自分の役割への向き合い方が変わります。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に「働く=華やか」といういまの考え、中央に安田さんの姿から加奈子が感じ取ったものの話し合い、右に働く喜びのとらえ直しを置きます。終末の書かせ方はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「加奈子の職場体験」【勤労/よりよく生きる喜び】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 憧れの「働く姿」と現実をくらべる
- 働く喜びは、真剣勝負の集中と誇りにある
- 体験を通して、憧れの中身が書き換わる
『加奈子の職場体験』のよくある質問
Q. 『加奈子の職場体験』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「勤労/よりよく生きる喜び」です。
Q. 『加奈子の職場体験』のあらすじは?
A. 加奈子は駅前の華やかな美容院に憧れていましたが、職場体験先は住宅街の古い店でした。雑用に追われ、店主の安田さんに何度も叱られます。四日目、お客さんに真剣にハサミを当てる安田さんの姿に、加奈子は働くことの別の顔を見ます。
Q. 『加奈子の職場体験』の授業のねらいは?
A. 働く=華やかで楽しいことという考えから、働く喜びは目の前の真剣勝負にという考えへ深めることです。授業の前は「働く=華やかで楽しい」という憧れになりがちです。授業の後は、働く喜びが目の前の仕事に真剣勝負で向き合うところにあると気づくことがゴールです。
Q. 『加奈子の職場体験』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「憧れの美容師と安田さん、働く姿はどうちがう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと加奈子の気持ちの上下を追うだけになりがちです。二つの「働く姿」をくらべると、加奈子の憧れの中身が書き換わっていく様子が見えてきます。
Q. 『加奈子の職場体験』の板書計画は?
A. 板書は、左に「働く=華やか」といういまの考え、中央に安田さんの姿から加奈子が感じ取ったものの話し合い、右に働く喜びのとらえ直しを置きます。終末の書かせ方はnoteで紹介しています。












