命が失われる重い教材を、どう扱えばよいか迷っていませんか。この記事では、新聞記事・社説・投書をくらべる切り口で、教材の流れと授業のゴールを、配慮の視点とともに図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『路上に散った正義感』(中学2年・道徳/公正、公平、社会正義)
- あらすじ:深夜の路上で脅されている人を助けようと、学生たちが犯人を追いかけ、若い命が失われてしまいます。教材は新聞記事に続けて、暴力を見過ごす抑止力の低下を問う社説と、高校生の投書を並べて示します。
- ねらい:正義=勇気を出して立ち向かうこと → 命を守りながら社会で不正を止める。勇気と命の両方を大切にし、みんなで公正な社会をつくる
- おすすめの発問:記事・社説・投書は、それぞれ何を守りたい?
- 板書:左「勇気と命と正義」・中央「一人で⇔社会みんなで」・右「多面的に考える」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
路上に散った正義感のあらすじ(どんなお話?)

深夜の路上で脅されている人を助けようと、学生たちが犯人を追いかけ、若い命が失われてしまいます。教材は新聞記事に続けて、暴力を見過ごす抑止力の低下を問う社説と、高校生の投書を並べて示します。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、正義を「一人で立ち向かうこと」と考えがちです。授業の後は、命を守りながら、社会みんなで不正を見過ごさない方法を多面的に考えることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、勇気をたたえるか無謀と言うかの二択になりがちです。記事・社説・投書をくらべると、立場ごとに守りたいものが見え、社会正義を多面的に考えられます。
4コマで見る「見過ごさない」

不正を見たとき、一人で立ち向かうことだけが正義ではありません。自分も相手も守りながら、まわりと力を合わせて見過ごさない道があります。教室の身近な場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に中心発問、中央に「一人で立ち向かう」と「社会みんなで不正を見過ごさない」の対比、右にキーワードを置く3つのエリアです。くわしい板書と配慮の視点はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「路上に散った正義感」【公正、公平、社会正義】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 重い教材は配慮しながら多面的に扱う
- 三つの文章をくらべて立場の違いを見る
- 勇気と命の両方を守る社会正義を考える
『路上に散った正義感』のよくある質問
Q. 『路上に散った正義感』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「公正、公平、社会正義」です。
Q. 『路上に散った正義感』のあらすじは?
A. 深夜の路上で脅されている人を助けようと、学生たちが犯人を追いかけ、若い命が失われてしまいます。教材は新聞記事に続けて、暴力を見過ごす抑止力の低下を問う社説と、高校生の投書を並べて示します。
Q. 『路上に散った正義感』の授業のねらいは?
A. 正義=勇気を出して立ち向かうことという考えから、命を守りながら社会で不正を止めるという考えへ深めることです。授業の前は、正義を「一人で立ち向かうこと」と考えがちです。授業の後は、命を守りながら、社会みんなで不正を見過ごさない方法を多面的に考えることがゴールです。
Q. 『路上に散った正義感』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「記事・社説・投書は、それぞれ何を守りたい?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、勇気をたたえるか無謀と言うかの二択になりがちです。記事・社説・投書をくらべると、立場ごとに守りたいものが見え、社会正義を多面的に考えられます。
Q. 『路上に散った正義感』の板書計画は?
A. 板書は、左に中心発問、中央に「一人で立ち向かう」と「社会みんなで不正を見過ごさない」の対比、右にキーワードを置く3つのエリアです。くわしい板書と配慮の視点はnoteで紹介しています。












