避難訓練の授業が「まじめにやろう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「わすれていなくても」ということばを手がかりに、じいちゃんの願いと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『天災は、わすれていなくてもやってくる』(小学6年・道徳/節度、節制)
- あらすじ:避難訓練で友達と話して注意されたヒロキは、家でじいちゃんにしかられます。50年消防団員だったじいちゃんは、天災は「わすれていなくてもやってくる」と話します。そして「守ってやる」とは言わず、自分で考える力をつけるよう伝えます。
- ねらい:防災グッズがあれば安心 → 自分の命は自分で考えて守る。物の備えだけでなく心の備えをもち、ふだんから安全を考える
- おすすめの発問:「わすれていなくても」にこめられた思いは?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
天災は、わすれていなくてもやってくるのあらすじ(どんなお話?)

避難訓練で友達と話して注意されたヒロキは、家でじいちゃんにしかられます。50年消防団員だったじいちゃんは、天災は「わすれていなくてもやってくる」と話します。そして「守ってやる」とは言わず、自分で考える力をつけるよう伝えます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「グッズがあるから安心」「言われたからやる」という受け身の考えです。授業の後は、どんなときも自分で考えて命を守ろうとする心構えに気づくのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、反省の言葉が並ぶだけになりがちです。題名のことばを読み解くと、物の備えをこえた「心の備え」が見えてきます。
4コマで見る「なれた道」

知っている、なれている、だから大丈夫とは限りません。「わすれていなくても」起こることを考えて、自分で確かめる心が命を守ります。
板書計画は3つのエリア

左に「訓練のときの自分」の今の考え、中央にじいちゃんが「少しちがう」と言ったわけ、右に心の備えというとらえ直しを書きます。くわしい板書と発問はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『天災は、わすれていなくてもやってくる』【節度、節制】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「訓練はまじめに」で終わらせない
- 「わすれていなくても」から心の備えへ
- 自分の命を自分で考えて守る心を育てる
『天災は、わすれていなくてもやってくる』のよくある質問
Q. 『天災は、わすれていなくてもやってくる』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「節度、節制」です。
Q. 『天災は、わすれていなくてもやってくる』のあらすじは?
A. 避難訓練で友達と話して注意されたヒロキは、家でじいちゃんにしかられます。50年消防団員だったじいちゃんは、天災は「わすれていなくてもやってくる」と話します。そして「守ってやる」とは言わず、自分で考える力をつけるよう伝えます。
Q. 『天災は、わすれていなくてもやってくる』の授業のねらいは?
A. 防災グッズがあれば安心という考えから、自分の命は自分で考えて守るという考えへ深めることです。授業の前は「グッズがあるから安心」「言われたからやる」という受け身の考えです。授業の後は、どんなときも自分で考えて命を守ろうとする心構えに気づくのがゴールです。
Q. 『天災は、わすれていなくてもやってくる』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「わすれていなくても」にこめられた思いは?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、反省の言葉が並ぶだけになりがちです。題名のことばを読み解くと、物の備えをこえた「心の備え」が見えてきます。
Q. 『天災は、わすれていなくてもやってくる』の板書計画は?
A. 左に「訓練のときの自分」の今の考え、中央にじいちゃんが「少しちがう」と言ったわけ、右に心の備えというとらえ直しを書きます。くわしい板書と発問はnoteで紹介しています。












