社会参画の授業が「ポイ捨てはやめよう」というマナーの確認で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では『海のごみは「まちなか」で生まれる』を学級経営につなげる切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『海のごみは「まちなか」で生まれる』(中学3年・道徳/社会参画、公共の精神)
- あらすじ:山口県長門市に暮らす筆者は、母にさそわれ、気が進まないまま海岸清掃に初めて参加します。漂着ごみの多くは、内陸の「まちなか」から川や風で運ばれてきたものでした。筆者は、身近な行動の積み重ねが海を守ることにつながると考えるようになります。
- ねらい:海のごみ=海辺の人の問題 → まちでのくらしが海につながっている。一人一人の小さな行動が、回りまわって社会全体を動かす
- おすすめの発問:教室のごみは、どこへ流れていくのだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
海のごみは「まちなか」で生まれるのあらすじ(どんなお話?)

山口県長門市に暮らす筆者は、母にさそわれ、気が進まないまま海岸清掃に初めて参加します。漂着ごみの多くは、内陸の「まちなか」から川や風で運ばれてきたものでした。筆者は、身近な行動の積み重ねが海を守ることにつながると考えるようになります。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前、海のごみは「海辺の人の問題」です。授業の後は、社会全体の課題は自分の日常と地続きであり、一人一人の小さな行動が回りまわって社会を動かすと実感できることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「ごみを拾おう」というマナーの確認で終わりがちです。自分たちの教室から出るごみの行き先を問うと、遠い海の問題が学級の毎日と地続きだと見えてきます。
4コマで見る「水路の先」

海から遠いまちでは、ごみと海のつながりは見えにくいものです。足元の水路が海まで続いていると知ると、小さな行動の意味が変わります。お話の考え方を、下校の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に社会参画の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「海のごみは「まちなか」で生まれる」【社会参画、公共の精神】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 教室のごみの行き先から海を考える
- まちのくらしと海はつながっている
- マナーの確認で終わらせない
『海のごみは「まちなか」で生まれる』のよくある質問
Q. 『海のごみは「まちなか」で生まれる』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「社会参画、公共の精神」です。
Q. 『海のごみは「まちなか」で生まれる』のあらすじは?
A. 山口県長門市に暮らす筆者は、母にさそわれ、気が進まないまま海岸清掃に初めて参加します。漂着ごみの多くは、内陸の「まちなか」から川や風で運ばれてきたものでした。筆者は、身近な行動の積み重ねが海を守ることにつながると考えるようになります。
Q. 『海のごみは「まちなか」で生まれる』の授業のねらいは?
A. 海のごみ=海辺の人の問題という考えから、まちでのくらしが海につながっているという考えへ深めることです。授業の前、海のごみは「海辺の人の問題」です。授業の後は、社会全体の課題は自分の日常と地続きであり、一人一人の小さな行動が回りまわって社会を動かすと実感できることがゴールです。
Q. 『海のごみは「まちなか」で生まれる』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「教室のごみは、どこへ流れていくのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「ごみを拾おう」というマナーの確認で終わりがちです。自分たちの教室から出るごみの行き先を問うと、遠い海の問題が学級の毎日と地続きだと見えてきます。
Q. 『海のごみは「まちなか」で生まれる』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に社会参画の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












