国際理解の授業が「外国の文化はすごい」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「幸せをいのって」ということばを手がかりに、国がちがっても通じ合う心に気づく授業の流れを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『幸せをいのって織るじゅうたん』(小学6年・道徳/国際理解、国際親善)
- あらすじ:東京のじゅうたん屋で手織りのギャッベに出会った「私」は、初めてなのになつかしい気持ちになります。イランの遊牧民カシュガイ族をたずねると、模様には羊や井戸など、家族の幸せへの願いがこめられていました。
- ねらい:外国の文化はめずらしくてすごい → 国がちがっても通じ合う心がある。ちがいを知ったうえで同じところを見つけると、遠い国の人とつながれる
- おすすめの発問:「幸せをいのって」の幸せはだれのもの?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
幸せをいのって織るじゅうたんのあらすじ(どんなお話?)

東京のじゅうたん屋で手織りのギャッベに出会った「私」は、初めてなのになつかしい気持ちになります。イランの遊牧民カシュガイ族をたずねると、模様には羊や井戸など、家族の幸せへの願いがこめられていました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「外国の文化はめずらしい」という見方です。授業の後は、家族を思う気持ちのように、国や環境がちがっても通じ合う心があると気づき、親しみをもって関わろうとするのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、模様の知識を覚える時間になりがちです。題名の「幸せ」を問うと、遠い国の人の願いが自分の家族の思いと重なります。
4コマで見る「おまもり」

ちがいに目がいくのは自然なことです。こめられた願いを知ると、「同じだね」が見つかり、ちがいを大切にしながらつながれます。
板書計画は3つのエリア

左に身近にある外国の物や文化、中央に「私」がなつかしく感じたわけ、右に国際理解のとらえ直しを書きます。くわしい板書と発問はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『幸せをいのって織るじゅうたん』【国際理解、国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「外国の文化はすごい」で終わらせない
- 題名の「幸せ」から願いを読み解く
- ちがいの中に同じ心を見つける
『幸せをいのって織るじゅうたん』のよくある質問
Q. 『幸せをいのって織るじゅうたん』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際親善」です。
Q. 『幸せをいのって織るじゅうたん』のあらすじは?
A. 東京のじゅうたん屋で手織りのギャッベに出会った「私」は、初めてなのになつかしい気持ちになります。イランの遊牧民カシュガイ族をたずねると、模様には羊や井戸など、家族の幸せへの願いがこめられていました。
Q. 『幸せをいのって織るじゅうたん』の授業のねらいは?
A. 外国の文化はめずらしくてすごいという考えから、国がちがっても通じ合う心があるという考えへ深めることです。授業の前は「外国の文化はめずらしい」という見方です。授業の後は、家族を思う気持ちのように、国や環境がちがっても通じ合う心があると気づき、親しみをもって関わろうとするのがゴールです。
Q. 『幸せをいのって織るじゅうたん』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「幸せをいのって」の幸せはだれのもの?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、模様の知識を覚える時間になりがちです。題名の「幸せ」を問うと、遠い国の人の願いが自分の家族の思いと重なります。
Q. 『幸せをいのって織るじゅうたん』の板書計画は?
A. 左に身近にある外国の物や文化、中央に「私」がなつかしく感じたわけ、右に国際理解のとらえ直しを書きます。くわしい板書と発問はnoteで紹介しています。












