礼儀の授業で「作法はめんどう」という子どもの本音にどう向き合うか、なやんでいませんか。この記事では、たかゆきさんの最初と最後のお辞儀をくらべる切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『礼儀作法と茶道』(小学6年・道徳/礼儀)
- あらすじ:茶道体験教室で、たかゆきさんは作法の多さに「めんどうくさい」と感じ、ももかさんへのお辞儀も忘れてしまいます。今度は自分がお茶をたてる番になり、ももかさんが喜ぶようにと心をこめます。お礼を言われ、自然とお辞儀を返しました。
- ねらい:礼儀作法=めんどうな決まり → 作法は相手を思う心をかたちにしたもの。同じお辞儀でも、相手を大切に思う心がこもると自然に出てくる
- おすすめの発問:最初と最後のお辞儀は、何がちがうのだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
礼儀作法と茶道のあらすじ(どんなお話?)

茶道体験教室で、たかゆきさんは作法の多さに「めんどうくさい」と感じ、ももかさんへのお辞儀も忘れてしまいます。今度は自分がお茶をたてる番になり、ももかさんが喜ぶようにと心をこめます。お礼を言われ、自然とお辞儀を返しました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「礼儀作法=めんどうな決まりごと」という本音です。授業の後は、作法は相手を大切に思う心や感謝をかたちにして表すものだと、子ども自身が言葉にできることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、緊張やうれしさのことばで終わりがちです。最初と最後のお辞儀をくらべると、同じ作法でも中にこめた心がちがうことに、子どもが自分で気づきます。
4コマで見る「いただきます」

毎日の「いただきます」も、作った人の顔が見えると、言い方が変わります。作法は、相手を思う心をかたちにする方法でもあります。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に礼儀の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『礼儀作法と茶道』【礼儀】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 最初と最後のお辞儀をくらべてみる
- 作法は、相手を思う心をかたちにしたもの
- 「めんどうくさい」の本音から始めてよい
『礼儀作法と茶道』のよくある質問
Q. 『礼儀作法と茶道』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「礼儀」です。
Q. 『礼儀作法と茶道』のあらすじは?
A. 茶道体験教室で、たかゆきさんは作法の多さに「めんどうくさい」と感じ、ももかさんへのお辞儀も忘れてしまいます。今度は自分がお茶をたてる番になり、ももかさんが喜ぶようにと心をこめます。お礼を言われ、自然とお辞儀を返しました。
Q. 『礼儀作法と茶道』の授業のねらいは?
A. 礼儀作法=めんどうな決まりという考えから、作法は相手を思う心をかたちにしたものという考えへ深めることです。授業の前は「礼儀作法=めんどうな決まりごと」という本音です。授業の後は、作法は相手を大切に思う心や感謝をかたちにして表すものだと、子ども自身が言葉にできることがゴールです。
Q. 『礼儀作法と茶道』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「最初と最後のお辞儀は、何がちがうのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、緊張やうれしさのことばで終わりがちです。最初と最後のお辞儀をくらべると、同じ作法でも中にこめた心がちがうことに、子どもが自分で気づきます。
Q. 『礼儀作法と茶道』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に礼儀の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












