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よりよく生きる喜び

『ネパールのビール』指導案・板書・発問|中学1年道徳【よりよく生きる喜び】題名の「ビール」を読み解く

ネパールのビール s1

「戻ってきてよかったね」という結末の意外さだけで終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名がなぜ少年の名前ではなく「ネパールのビール」なのかを読み解く切り口から、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。

この記事のポイント(30秒で)

  • 教材:『ネパールのビール』(中学1年・道徳/よりよく生きる喜び)
  • あらすじ:ネパールの村で、少年チェトリ君は「私」のためにビールを買いに峠まで走ります。二度目に大金を預けると、三日たっても帰らず、村人は「逃げた」と言います。三日目の深夜、泥まみれで戻った彼は、割れたビンの破片と釣り銭を差し出しました。
  • ねらい:正直は得にならないことも → 誠実に生きることは人間の誇りと喜び。損得や周りの見方に流されず、誠意をつくす姿に人は心を動かされる
  • おすすめの発問:題名はなぜ「チェトリ君」でなく「ネパールのビール」?
  • 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割

書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)

ネパールのビールのあらすじ(どんなお話?)

ネパールのビールのあらすじ図解

ネパールの村で、少年チェトリ君は「私」のためにビールを買いに峠まで走ります。二度目に大金を預けると、三日たっても帰らず、村人は「逃げた」と言います。三日目の深夜、泥まみれで戻った彼は、割れたビンの破片と釣り銭を差し出しました。

ねらい(この授業のゴール)

授業の前と後

授業の前は、正直や誠実はなんの得になるのか、という考えです。授業の後は、損得をこえた誠意ある行為の美しさに心を動かされ、人間として誇りをもって生きる喜びに気づくことがゴールです。

発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

やりがちな発問と、おすすめの問い

場面ごとに聞くと、結末の意外さに満足して終わりがちです。題名のビールに目を向けると、割れたビンの破片まで差し出した少年の誠意が浮かび上がり、「私」の涙の意味を深く考えられます。

4コマで見る「落とし物」

4コマまんが「落とし物」

だれも見ていなくても、相手のことを思って誠実に動く。ソラが届けた筆箱は、ただの物ではなく、ソラの誠意の証です。チェトリ君の姿を、学校の落とし物の場面に置きかえました。

板書計画は3つのエリア

板書計画のイメージ(全体はnoteで)

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右によりよく生きる喜びをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。

授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ

noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。

▶ 中学1年「ネパールのビール」【よりよく生きる喜び】の指導案と発問はこうする!

教材の見方の部分は無料で読めます。

まとめ

  • 題名の「ビール」ということばから問う
  • 割れたビンの破片まで差し出す誠意
  • 損得をこえた誠実さに、人は心を動かす

『ネパールのビール』のよくある質問

Q. 『ネパールのビール』は何年生・どの内容項目の教材ですか?

A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「よりよく生きる喜び」です。

Q. 『ネパールのビール』のあらすじは?

A. ネパールの村で、少年チェトリ君は「私」のためにビールを買いに峠まで走ります。二度目に大金を預けると、三日たっても帰らず、村人は「逃げた」と言います。三日目の深夜、泥まみれで戻った彼は、割れたビンの破片と釣り銭を差し出しました。

Q. 『ネパールのビール』の授業のねらいは?

A. 正直は得にならないこともという考えから、誠実に生きることは人間の誇りと喜びという考えへ深めることです。授業の前は、正直や誠実はなんの得になるのか、という考えです。授業の後は、損得をこえた誠意ある行為の美しさに心を動かされ、人間として誇りをもって生きる喜びに気づくことがゴールです。

Q. 『ネパールのビール』の発問はどうすればいいですか?

A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「題名はなぜ「チェトリ君」でなく「ネパールのビール」?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、結末の意外さに満足して終わりがちです。題名のビールに目を向けると、割れたビンの破片まで差し出した少年の誠意が浮かび上がり、「私」の涙の意味を深く考えられます。

Q. 『ネパールのビール』の板書計画は?

A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右によりよく生きる喜びをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。

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