国際理解の授業が「外国のよいところを知ろう」で終わってしまうことはありませんか。この記事では、和子さんの前と後をくらべて、あこがれが理解に変わる流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『フーバーさん』(小学5年・道徳/国際理解、国際親善)
- あらすじ:スイスにあこがれる和子さんは、「スイスのような国」が理想だと話します。フーバーさんは、くらしのきびしさや戦争の歴史を正直に語りました。和子さんははずかしく思いながらも、本当のスイスに近づけたと感じます。
- ねらい:外国を好き=国際理解 → くらす人の話を聞き本当の姿を知る。イメージだけのあこがれから、くらす人の目で理解しようとする心へ
- おすすめの発問:はじめと終わりで、和子さんのスイスはどう変わった?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
フーバーさんのあらすじ(どんなお話?)

スイスにあこがれる和子さんは、「スイスのような国」が理想だと話します。フーバーさんは、くらしのきびしさや戦争の歴史を正直に語りました。和子さんははずかしく思いながらも、本当のスイスに近づけたと感じます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「外国が好き=国際理解」という考えです。授業の後は、そこでくらす人の話に耳をかたむけ、本当の姿を知ろうとすることが親善につながると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、はずかしさに目がいって終わりがちです。前と後の和子さんをくらべると、イメージから理解へという変化と、親善につながる理由が見えてきます。
4コマで見る「先生の国の話」

イメージだけで外国を語ってしまうことは、大人にもよくあります。そこでくらす人の話を聞くと、あこがれが本当の理解に変わります。和子さんの変化を、教室の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際理解の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 5年『フーバーさん』【国際理解、国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 和子さんの前と後で、国際理解の中身が見える
- あこがれだけでなく、くらす人の目で知る
- はずかしい思いも、親善への一歩になる
『フーバーさん』のよくある質問
Q. 『フーバーさん』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学5年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際親善」です。
Q. 『フーバーさん』のあらすじは?
A. スイスにあこがれる和子さんは、「スイスのような国」が理想だと話します。フーバーさんは、くらしのきびしさや戦争の歴史を正直に語りました。和子さんははずかしく思いながらも、本当のスイスに近づけたと感じます。
Q. 『フーバーさん』の授業のねらいは?
A. 外国を好き=国際理解という考えから、くらす人の話を聞き本当の姿を知るという考えへ深めることです。授業の前は「外国が好き=国際理解」という考えです。授業の後は、そこでくらす人の話に耳をかたむけ、本当の姿を知ろうとすることが親善につながると気づくことがゴールです。
Q. 『フーバーさん』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「はじめと終わりで、和子さんのスイスはどう変わった?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、はずかしさに目がいって終わりがちです。前と後の和子さんをくらべると、イメージから理解へという変化と、親善につながる理由が見えてきます。
Q. 『フーバーさん』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際理解の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












