学校生活の授業が「みんなえらい」という感想で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では『雪が降ると思い出すことがある』を学級経営につなげる切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『雪が降ると思い出すことがある』(中学3年・道徳/よりよい学校生活、集団生活の充実)
- あらすじ:受験を控えた三年生の「私」の学校で、駅伝大会の前日に雪が積もります。ソフトボール部の一人が雪かきを始め、他の部の生徒や、ふだん遊んでいる子たちまで加わっていきます。教室から見ていた「私」は、思わず拍手をしていました。
- ねらい:よい校風=だれかがつくるもの → 校風は一人一人の小さな行動から。見返りを求めない小さな行動と、それを認める心が学校の空気をつくる
- おすすめの発問:このクラスの「雪かき」は、どんな行動だろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
雪が降ると思い出すことがあるのあらすじ(どんなお話?)

受験を控えた三年生の「私」の学校で、駅伝大会の前日に雪が積もります。ソフトボール部の一人が雪かきを始め、他の部の生徒や、ふだん遊んでいる子たちまで加わっていきます。教室から見ていた「私」は、思わず拍手をしていました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「校風は特別な誰かがつくる」という見方です。授業の後は、見返りを求めない一人一人の小さな行動と、それを認める心が学校の空気をつくると気づけることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「やさしい」「えらい」の感想で終わりがちです。お話の「雪かき」を自分たちのクラスに引きよせて問うと、身近な小さな行動が学級の空気をつくっていることに気づけます。
4コマで見る「朝の黒板」

係や当番の仕事は、担当の人がやるものだと思いがちです。だれかの小さな行動と、それを認める一言があると、教室の空気が温かく変わります。お話の考え方を、朝の教室の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に学校生活と集団をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「雪が降ると思い出すことがある」【よりよい学校生活、集団生活の充実】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- お話の「雪かき」を、学級の行動に重ねる
- 校風は、一人一人の小さな行動でつくられる
- 行動を認める拍手も、校風の一部
『雪が降ると思い出すことがある』のよくある質問
Q. 『雪が降ると思い出すことがある』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「よりよい学校生活、集団生活の充実」です。
Q. 『雪が降ると思い出すことがある』のあらすじは?
A. 受験を控えた三年生の「私」の学校で、駅伝大会の前日に雪が積もります。ソフトボール部の一人が雪かきを始め、他の部の生徒や、ふだん遊んでいる子たちまで加わっていきます。教室から見ていた「私」は、思わず拍手をしていました。
Q. 『雪が降ると思い出すことがある』の授業のねらいは?
A. よい校風=だれかがつくるものという考えから、校風は一人一人の小さな行動からという考えへ深めることです。授業の前は「校風は特別な誰かがつくる」という見方です。授業の後は、見返りを求めない一人一人の小さな行動と、それを認める心が学校の空気をつくると気づけることがゴールです。
Q. 『雪が降ると思い出すことがある』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「このクラスの「雪かき」は、どんな行動だろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「やさしい」「えらい」の感想で終わりがちです。お話の「雪かき」を自分たちのクラスに引きよせて問うと、身近な小さな行動が学級の空気をつくっていることに気づけます。
Q. 『雪が降ると思い出すことがある』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に学校生活と集団をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












