努力の授業が「がんばろう」の一言で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、先生がクラスに出した「1日10分」を学級経営につなげる視点で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『一にち 十ぷん』(小学1年・道徳/希望と勇気、努力と強い意志)
- あらすじ:先生がクラスに、どんなことでも一日十分、毎日続けてごらんと話します。字が苦手なみどりさんは練習を始めますが、少しも変わらず、何度もやめたくなります。それでも続けた二か月後、ノートに、ずいぶん上手になったと書かれていました。
- ねらい:がんばる=すぐ結果が出ること → すぐ変わらなくても続けると力になる。やめたい気持ちと向き合い、続ける理由を見つけ直すことが力になる
- おすすめの発問:先生は、なぜクラスに十分を続けさせた?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
一にち 十ぷんのあらすじ(どんなお話?)

先生がクラスに、どんなことでも一日十分、毎日続けてごらんと話します。字が苦手なみどりさんは練習を始めますが、少しも変わらず、何度もやめたくなります。それでも続けた二か月後、ノートに、ずいぶん上手になったと書かれていました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「がんばればすぐできる」という考えです。授業の後は、結果が出なくても自分で決めたことを続ける大切さと、いつの間にかついている力に気づけることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、気持ちの上がり下がりを追って終わりがちです。先生がクラス全体に出したよびかけに目を向けると、みんなで続ける学級の取り組みにも自然につながります。
4コマで見る「音読カード」

すぐに結果が出なくても、続けるうちに力はついています。みどりさんの練習を、クラスの音読の取り組みに置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に続けることの意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 1年『一にち 十ぷん』【希望と勇気、努力と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 先生の「1日10分」を学級経営につなげる
- すぐ変わらなくても、続けると力になる
- 場面発問より、続けた理由を全体で問う
『一にち 十ぷん』のよくある質問
Q. 『一にち 十ぷん』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学1年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、努力と強い意志」です。
Q. 『一にち 十ぷん』のあらすじは?
A. 先生がクラスに、どんなことでも一日十分、毎日続けてごらんと話します。字が苦手なみどりさんは練習を始めますが、少しも変わらず、何度もやめたくなります。それでも続けた二か月後、ノートに、ずいぶん上手になったと書かれていました。
Q. 『一にち 十ぷん』の授業のねらいは?
A. がんばる=すぐ結果が出ることという考えから、すぐ変わらなくても続けると力になるという考えへ深めることです。授業の前は「がんばればすぐできる」という考えです。授業の後は、結果が出なくても自分で決めたことを続ける大切さと、いつの間にかついている力に気づけることがゴールです。
Q. 『一にち 十ぷん』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「先生は、なぜクラスに十分を続けさせた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、気持ちの上がり下がりを追って終わりがちです。先生がクラス全体に出したよびかけに目を向けると、みんなで続ける学級の取り組みにも自然につながります。
Q. 『一にち 十ぷん』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に続けることの意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












