自主の授業が「自分で決めましょう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、三つの場面をくらべる切り口から、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『自分で決めるって?』(中学1年・道徳/自主、自律、自由と責任)
- あらすじ:先輩に誘われてサッカー部に入ったけれど卓球がやりたくなったAさん、友達の言葉を信じて勉強しなかったBさん、二つの遊ぶ約束が重なった「私」。三人とも、自分で決めたはずなのに心にモヤモヤが残っています。
- ねらい:自主=人に頼らず決める → 人の意見も聞き最後は納得して決める。モヤモヤの正体は、他人の判断基準のまま動いている心のずれ
- おすすめの発問:三つの場面のモヤモヤに共通するものは何だろう?
- 板書:左「なぜモヤモヤ?」・中央「他人の基準⇔納得」・右「自分の判断基準」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
自分で決めるって?のあらすじ(どんなお話?)

先輩に誘われてサッカー部に入ったけれど卓球がやりたくなったAさん、友達の言葉を信じて勉強しなかったBさん、二つの遊ぶ約束が重なった「私」。三人とも、自分で決めたはずなのに心にモヤモヤが残っています。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「自主とは人に頼らず決めること」という考えです。授業の後は、人の意見を取り入れても、最後に自分が納得して決めることが本当の自主だと気づくのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「どうすればよかったか」という行動の話になりがちです。三つのモヤモヤをくらべると、行動ではなく、行動を生む心のずれに目が向きます。
4コマで見る「委員会選び」

人の意見で決めること自体は悪くありません。でも、自分が納得していないと、心と行動の間にずれが生まれ、モヤモヤが残ります。
板書計画は3つのエリア

左に課題、中央に「他人の判断基準のまま」と「納得して自分で決める」の対比、右にキーワードをまとめます。三つの場面を整理する板書の全体は、note でくわしく紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年生「自分で決めるって?」【自主、自律、自由と責任】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「自分で決めよう」で終わらせない
- 三つの場面のモヤモヤをくらべる
- 最後に自分が納得して決めるのが自主
『自分で決めるって?』のよくある質問
Q. 『自分で決めるって?』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「自主、自律、自由と責任」です。
Q. 『自分で決めるって?』のあらすじは?
A. 先輩に誘われてサッカー部に入ったけれど卓球がやりたくなったAさん、友達の言葉を信じて勉強しなかったBさん、二つの遊ぶ約束が重なった「私」。三人とも、自分で決めたはずなのに心にモヤモヤが残っています。
Q. 『自分で決めるって?』の授業のねらいは?
A. 自主=人に頼らず決めるという考えから、人の意見も聞き最後は納得して決めるという考えへ深めることです。授業の前は「自主とは人に頼らず決めること」という考えです。授業の後は、人の意見を取り入れても、最後に自分が納得して決めることが本当の自主だと気づくのがゴールです。
Q. 『自分で決めるって?』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「三つの場面のモヤモヤに共通するものは何だろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「どうすればよかったか」という行動の話になりがちです。三つのモヤモヤをくらべると、行動ではなく、行動を生む心のずれに目が向きます。
Q. 『自分で決めるって?』の板書計画は?
A. 左に課題、中央に「他人の判断基準のまま」と「納得して自分で決める」の対比、右にキーワードをまとめます。三つの場面を整理する板書の全体は、note でくわしく紹介しています。












