世界の子どもの話が「かわいそう」「日本はめぐまれている」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「目を向ける」ということばを手がかりに、お話と授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『世界に目を向けて ユニセフ親善大使 黒柳徹子』(小学5年・道徳/国際理解,国際親善)
- あらすじ:黒柳さんは、ユニセフ親善大使として25年、世界の現場を訪ねてきました。ネパールでは、学校に行けず、すなを運んで働く子どもたちに出会います。つらい現場ばかりでも、知ることができてありがたかったと語ります。
- ねらい:世界の子ども=かわいそうな人 → 知ることから自分とつながる。現実を知ろうとすることが、世界の人とつながる第一歩になる
- おすすめの発問:「目を向ける」とは、何をすることだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
世界に目を向けて ユニセフ親善大使 黒柳徹子のあらすじ(どんなお話?)

黒柳さんは、ユニセフ親善大使として25年、世界の現場を訪ねてきました。ネパールでは、学校に行けず、すなを運んで働く子どもたちに出会います。つらい現場ばかりでも、知ることができてありがたかったと語ります。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「かわいそう」「日本はめぐまれている」で止まる考えです。授業の後は、知ろうとすることに意味があり、自分ともつながる問題だと気づくのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、かわいそうという同情で止まりがちです。題名の「目を向ける」に注目すると、知ることの意味や、自分とのつながりを子どもが考えはじめます。
4コマで見る「目を向けて」

遠い国のことは、つい「関係ない」と思いがちです。知ろうとして目を向けると、同じ地球に生きる人として身近に感じられます。題名のことばを教室の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際理解の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 5年『世界に目を向けて ユニセフ親善大使 黒柳徹子』【国際理解,国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 題名の「目を向ける」が授業のカギになる
- かわいそうで止めず、知ることの意味を考える
- 場面発問より、ことばから全体を問う
『世界に目を向けて ユニセフ親善大使 黒柳徹子』のよくある質問
Q. 『世界に目を向けて ユニセフ親善大使 黒柳徹子』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学5年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解,国際親善」です。
Q. 『世界に目を向けて ユニセフ親善大使 黒柳徹子』のあらすじは?
A. 黒柳さんは、ユニセフ親善大使として25年、世界の現場を訪ねてきました。ネパールでは、学校に行けず、すなを運んで働く子どもたちに出会います。つらい現場ばかりでも、知ることができてありがたかったと語ります。
Q. 『世界に目を向けて ユニセフ親善大使 黒柳徹子』の授業のねらいは?
A. 世界の子ども=かわいそうな人という考えから、知ることから自分とつながるという考えへ深めることです。授業の前は「かわいそう」「日本はめぐまれている」で止まる考えです。授業の後は、知ろうとすることに意味があり、自分ともつながる問題だと気づくのがゴールです。
Q. 『世界に目を向けて ユニセフ親善大使 黒柳徹子』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「目を向ける」とは、何をすることだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、かわいそうという同情で止まりがちです。題名の「目を向ける」に注目すると、知ることの意味や、自分とのつながりを子どもが考えはじめます。
Q. 『世界に目を向けて ユニセフ親善大使 黒柳徹子』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際理解の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












