国際理解の授業が「外国の文化を知ろう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、「もし写真がなかったら」と考える切り口から、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『一秋の写真』(中学1年・道徳/国際理解、国際親善)
- あらすじ:一秋のクラスに、外国からの留学生が転校してきます。言葉も文化もちがい、一秋は距離を置いてしまいます。ある日、二人は写真という共通の趣味に気づき、同じ光景にシャッターを切ることで出会い直します。
- ねらい:国際理解=外国を知ること → ちがいの向こうの共通の人間性に気づく。全部わからなくても、一緒にいたいと思える感覚が出発点
- おすすめの発問:もし写真がなかったら、二人はどうなっていた?
- 板書:左「なぜわかり合えた」・中央「戸惑いと出会い直し」・右「共通の人間性」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
一秋の写真のあらすじ(どんなお話?)

一秋のクラスに、外国からの留学生が転校してきます。言葉も文化もちがい、一秋は距離を置いてしまいます。ある日、二人は写真という共通の趣味に気づき、同じ光景にシャッターを切ることで出会い直します。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「外国の文化を知る」という見方です。授業の後は、国際理解はちがいを消すことではなく、ちがいの向こうにある共通の人間性に気づくことだと分かることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、仲よくなった話で終わりがちです。「もし写真がなかったら」と考えると、不慣れを放っておく怖さと、最初の一歩や共通点の大切さに気づけます。
4コマで見る「となりの席」

ちがう人に距離を置くのは、悪意ではなく不慣れです。小さな共通点が見つかると、言葉が十分でなくても、人と人として出会い直せます。
板書計画は3つのエリア

左に課題、中央に「戸惑い距離を置く」と「共通の感性で出会い直す」の対比、右にキーワードを書きます。言葉を超えたつながりを整理する板書の全体は、note でくわしく紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「一秋の写真」【国際理解、国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「外国を知ろう」で終わらせない
- 「もし写真がなかったら」と考える
- ちがいの向こうの共通の人間性に気づく
『一秋の写真』のよくある質問
Q. 『一秋の写真』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際親善」です。
Q. 『一秋の写真』のあらすじは?
A. 一秋のクラスに、外国からの留学生が転校してきます。言葉も文化もちがい、一秋は距離を置いてしまいます。ある日、二人は写真という共通の趣味に気づき、同じ光景にシャッターを切ることで出会い直します。
Q. 『一秋の写真』の授業のねらいは?
A. 国際理解=外国を知ることという考えから、ちがいの向こうの共通の人間性に気づくという考えへ深めることです。授業の前は「外国の文化を知る」という見方です。授業の後は、国際理解はちがいを消すことではなく、ちがいの向こうにある共通の人間性に気づくことだと分かることがゴールです。
Q. 『一秋の写真』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もし写真がなかったら、二人はどうなっていた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、仲よくなった話で終わりがちです。「もし写真がなかったら」と考えると、不慣れを放っておく怖さと、最初の一歩や共通点の大切さに気づけます。
Q. 『一秋の写真』の板書計画は?
A. 左に課題、中央に「戸惑い距離を置く」と「共通の感性で出会い直す」の対比、右にキーワードを書きます。言葉を超えたつながりを整理する板書の全体は、note でくわしく紹介しています。












