友情の授業が「友達は大切」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「一番高い値段」ということばを読み解く切り口から、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『一番高い値段の絵』(中学1年・道徳/友情、信頼)
- あらすじ:貧しい画家ミレーを、決して裕福ではない友ルソーが陰で支え続けます。ルソーは「自分がほしい」とは言わずに、大金を払ってミレーの絵を買いました。実在の画家たちの友情を描いたお話です。
- ねらい:友情=仲よく遊ぶこと → 友情は思いやりと知ろうとする対話から。相手を理解しきれなくても、理解しようとすることに価値がある
- おすすめの発問:「一番高い値段」とは、何の高さなのだろう?
- 板書:左「名乗らない理由」・中央「値段と込めた思い」・右「思いやりと対話」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
一番高い値段の絵のあらすじ(どんなお話?)

貧しい画家ミレーを、決して裕福ではない友ルソーが陰で支え続けます。ルソーは「自分がほしい」とは言わずに、大金を払ってミレーの絵を買いました。実在の画家たちの友情を描いたお話です。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「友達は仲のよい人」という見方です。授業の後は、友情は相手を思いやる心と、相手を知ろうとする対話から育つと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、ルソーへの感心で終わりがちです。題名の「値段」に立ち止まると、金額にこめられた友への思いや、相手の誇りを守る支え方に目が向きます。
4コマで見る「貸したノート」

助けるときの言い方ひとつで、相手の気持ちは変わります。相手の誇りを守りながら支えること、話しながら相手を知ろうとすることが、友情を深めます。
板書計画は3つのエリア

左に「なぜ名乗らずに買ったのか」という課題、中央に絵の値段とこめられた思いの対比、右にキーワードを書きます。友情と信頼の順番も扱う板書の全体は、note でくわしく紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「一番高い値段の絵」【友情、信頼】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「友達は大切」で終わらせない
- 題名の「一番高い値段」を読み解く
- 友情は思いやりと対話から育つ
『一番高い値段の絵』のよくある質問
Q. 『一番高い値段の絵』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「友情、信頼」です。
Q. 『一番高い値段の絵』のあらすじは?
A. 貧しい画家ミレーを、決して裕福ではない友ルソーが陰で支え続けます。ルソーは「自分がほしい」とは言わずに、大金を払ってミレーの絵を買いました。実在の画家たちの友情を描いたお話です。
Q. 『一番高い値段の絵』の授業のねらいは?
A. 友情=仲よく遊ぶことという考えから、友情は思いやりと知ろうとする対話からという考えへ深めることです。授業の前は「友達は仲のよい人」という見方です。授業の後は、友情は相手を思いやる心と、相手を知ろうとする対話から育つと気づくことがゴールです。
Q. 『一番高い値段の絵』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「一番高い値段」とは、何の高さなのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、ルソーへの感心で終わりがちです。題名の「値段」に立ち止まると、金額にこめられた友への思いや、相手の誇りを守る支え方に目が向きます。
Q. 『一番高い値段の絵』の板書計画は?
A. 左に「なぜ名乗らずに買ったのか」という課題、中央に絵の値段とこめられた思いの対比、右にキーワードを書きます。友情と信頼の順番も扱う板書の全体は、note でくわしく紹介しています。












