年度末の振り返りが「いろいろ学んだ」「楽しかった」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、4月の自分と今の自分をくらべる切り口から、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『一年間の学びを振り返ろう』(中学1年・道徳/1年間の学びの振り返り)
- あらすじ:物語のない、1年間のまとめの教材です。「まなびの記録」を読み返して心に残った学びを選び、自分の成長を見つめます。最後に谷川俊太郎の詩「ありがとう」を手がかりに、メッセージを書きます。
- ねらい:成長=自分ががんばった結果 → 成長は多くの支えと受け取った自分から。支えに感謝し、受け取って変わってきた自分も認める
- おすすめの発問:4月の自分と今の自分、何がちがいを生んだ?
- 板書:左「心に残った学び」・中央「中心発問で深める」・右「支えと自分の成長」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
一年間の学びを振り返ろうのあらすじ(どんなお話?)

物語のない、1年間のまとめの教材です。「まなびの記録」を読み返して心に残った学びを選び、自分の成長を見つめます。最後に谷川俊太郎の詩「ありがとう」を手がかりに、メッセージを書きます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「自分はがんばった」という自己評価だけの見方です。授業の後は、成長は多くの支えの中で生まれ、それを受け取り変わってきたのは自分自身だと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

感想を聞くだけでは、振り返りが浅くなりがちです。4月と今をくらべ、ちがいを生んだものを問うと、支えてくれた人やものと、変わってきた自分の両方に目が向きます。
4コマで見る「4月のノート」

成長は、毎日の中ではなかなか見えません。昔の自分とくらべると変化に気づき、その変化を支えた人やものにも自然に目が向きます。
板書計画は3つのエリア

左に心に残った学びとその理由、中央に中心発問での話し合い、右に支えへの感謝と自分の成長をまとめます。詩につなげていく板書の全体は、note でくわしく紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「一年間の学びを振り返ろう」【1年間の学びの振り返り】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「楽しかった」で年度末を終わらせない
- 4月と今の自分をくらべて問う
- 成長は支えと受け取った自分の両方から
『一年間の学びを振り返ろう』のよくある質問
Q. 『一年間の学びを振り返ろう』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「1年間の学びの振り返り」です。
Q. 『一年間の学びを振り返ろう』のあらすじは?
A. 物語のない、1年間のまとめの教材です。「まなびの記録」を読み返して心に残った学びを選び、自分の成長を見つめます。最後に谷川俊太郎の詩「ありがとう」を手がかりに、メッセージを書きます。
Q. 『一年間の学びを振り返ろう』の授業のねらいは?
A. 成長=自分ががんばった結果という考えから、成長は多くの支えと受け取った自分からという考えへ深めることです。授業の前は「自分はがんばった」という自己評価だけの見方です。授業の後は、成長は多くの支えの中で生まれ、それを受け取り変わってきたのは自分自身だと気づくことがゴールです。
Q. 『一年間の学びを振り返ろう』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「4月の自分と今の自分、何がちがいを生んだ?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。感想を聞くだけでは、振り返りが浅くなりがちです。4月と今をくらべ、ちがいを生んだものを問うと、支えてくれた人やものと、変わってきた自分の両方に目が向きます。
Q. 『一年間の学びを振り返ろう』の板書計画は?
A. 左に心に残った学びとその理由、中央に中心発問での話し合い、右に支えへの感謝と自分の成長をまとめます。詩につなげていく板書の全体は、note でくわしく紹介しています。












