家族愛の授業で、「家族は大切」という言葉だけが残ってしまうことはありませんか。この記事では、むかえてもらったひなが、今度はむかえに行くと言うようになる前と後に目を向け、授業の流れを図で紹介します。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『おむかえ』(小学2年・道徳/家族愛、家庭生活の充実)
- あらすじ:東日本大震災の日、ひなは体育館でおむかえを待ちます。暗くなったころ、駅から3時間も歩いたお姉ちゃんがむかえに来てくれ、お兄ちゃんもさがしてくれていたと知ります。1年後、ひなは東京のお姉ちゃんを心配するようになります。
- ねらい:家族=いつもそばにいる人 → 家族は自分を思い、支えてくれる人。大切にされたと気づいた心が、今度は家族を思う心になる
- おすすめの発問:むかえてもらったひなが、今度はむかえに行くのはなぜ?
- 板書:左「待つひなのようす」・中央「知ったときの思い」・右「家族のあたたかさ」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
おむかえのあらすじ(どんなお話?)

東日本大震災の日、ひなは体育館でおむかえを待ちます。暗くなったころ、駅から3時間も歩いたお姉ちゃんがむかえに来てくれ、お兄ちゃんもさがしてくれていたと知ります。1年後、ひなは東京のお姉ちゃんを心配するようになります。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、家族はそばにいて当たり前の人です。授業の後は、家族が必死に自分を思ってくれたことに気づき、自分も家族を大切にしたいと感じられることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、こわさとほっとした気持ちで終わりがちです。1年後のひなとくらべると、むかえてもらった経験が家族を思う心に変わったことを、子どもが考えはじめます。
4コマで見る「雨の日のかさ」

むかえに来てもらったうれしさは、自分も家族を思う気持ちに変わっていきます。してもらったことに気づいた心が、次の行動を生みます。ひなの前と後を、雨の日の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左におむかえを待つひなのようす、中央に中心発問での話し合い、右に家族のあたたかさや支え合う大切さを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 2年『おむかえ』【家族愛、家庭生活の充実】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- むかえてもらったひなが、むかえる側になる
- 家族の思いに気づくと、家族を思う心が育つ
- 震災の話は、学級の実態に配慮して扱う
『おむかえ』のよくある質問
Q. 『おむかえ』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学2年の道徳の教材で、内容項目は「家族愛、家庭生活の充実」です。
Q. 『おむかえ』のあらすじは?
A. 東日本大震災の日、ひなは体育館でおむかえを待ちます。暗くなったころ、駅から3時間も歩いたお姉ちゃんがむかえに来てくれ、お兄ちゃんもさがしてくれていたと知ります。1年後、ひなは東京のお姉ちゃんを心配するようになります。
Q. 『おむかえ』の授業のねらいは?
A. 家族=いつもそばにいる人という考えから、家族は自分を思い、支えてくれる人という考えへ深めることです。授業の前は、家族はそばにいて当たり前の人です。授業の後は、家族が必死に自分を思ってくれたことに気づき、自分も家族を大切にしたいと感じられることがゴールです。
Q. 『おむかえ』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「むかえてもらったひなが、今度はむかえに行くのはなぜ?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、こわさとほっとした気持ちで終わりがちです。1年後のひなとくらべると、むかえてもらった経験が家族を思う心に変わったことを、子どもが考えはじめます。
Q. 『おむかえ』の板書計画は?
A. 板書は、左におむかえを待つひなのようす、中央に中心発問での話し合い、右に家族のあたたかさや支え合う大切さを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












