家族愛の授業が「お手伝いをしましょう」の呼びかけで終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、よくある失敗をさける切り口で、まんが教材のお話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『あかりを かこんで』(小学2年・道徳/家族愛、家庭生活の充実)
- あらすじ:停電の訓練をすると聞いて、「わたし」はまっくらになるのかなと不安になります。訓練の夜、家族がそれぞれ準備をする姿を見て、自分もごはんとかんづめを用意しました。ランタンだけの中で家族とおしゃべりし、心が軽くなります。
- ねらい:家族愛=お手伝いすること → 自分も家族をささえる一人。家族といる安心と、自分も役に立てたうれしさが心を軽くする
- おすすめの発問:うすぐらい夜の家族の時間、「わたし」は何を見つけた?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
あかりを かこんでのあらすじ(どんなお話?)

停電の訓練をすると聞いて、「わたし」はまっくらになるのかなと不安になります。訓練の夜、家族がそれぞれ準備をする姿を見て、自分もごはんとかんづめを用意しました。ランタンだけの中で家族とおしゃべりし、心が軽くなります。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「家族のためにお手伝いをする」という呼びかけの理解です。授業の後は、家族といる安心感と、自分も家族を支える一人として動けたうれしさの両方に気づくのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞いて「お手伝いをしよう」でまとめるのが、よくある失敗です。うすぐらい夜に「わたし」が見つけたものを問うと、家族のよさと自分から動くよさの両方が見えてきます。
4コマで見る「ばんごはん」

家族が動く姿を見て、自分にもできることに気づくと、家の時間がかわります。言われてするお手伝いとはちがう、家族の一員のうれしさです。停電の夜を、ふだんの夕ごはんに置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に家族の一員としてのよさをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。家族それぞれの動きを整理する板書はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 2年『あかりを かこんで』【家族愛、家庭生活の充実】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「お手伝いしよう」の呼びかけで終わらせない
- 家族の姿を見て、自分から動いた「わたし」
- 家族といる安心と、役に立つうれしさ
『あかりを かこんで』のよくある質問
Q. 『あかりを かこんで』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学2年の道徳の教材で、内容項目は「家族愛、家庭生活の充実」です。
Q. 『あかりを かこんで』のあらすじは?
A. 停電の訓練をすると聞いて、「わたし」はまっくらになるのかなと不安になります。訓練の夜、家族がそれぞれ準備をする姿を見て、自分もごはんとかんづめを用意しました。ランタンだけの中で家族とおしゃべりし、心が軽くなります。
Q. 『あかりを かこんで』の授業のねらいは?
A. 家族愛=お手伝いすることという考えから、自分も家族をささえる一人という考えへ深めることです。授業の前は「家族のためにお手伝いをする」という呼びかけの理解です。授業の後は、家族といる安心感と、自分も家族を支える一人として動けたうれしさの両方に気づくのがゴールです。
Q. 『あかりを かこんで』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「うすぐらい夜の家族の時間、「わたし」は何を見つけた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞いて「お手伝いをしよう」でまとめるのが、よくある失敗です。うすぐらい夜に「わたし」が見つけたものを問うと、家族のよさと自分から動くよさの両方が見えてきます。
Q. 『あかりを かこんで』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に家族の一員としてのよさをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。家族それぞれの動きを整理する板書はnoteで紹介しています。












