個性の授業が「すごい選手だね」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名にもなった「美宇は、みう。」の一言を手がかりに、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『「美宇は、みう。」』(小学2年・道徳/個性の伸長)
- あらすじ:卓球選手の平野美宇さんは、小さいころから何をするかを自分で決めるのが得意な子でした。三さいで卓球教室に入り、負けても強くなりたいと練習を続けます。五さいのとき、有名な選手とくらべられて「美宇は、みう。」と答えました。
- ねらい:よいところ=人よりできること → その人らしさもよいところ。自分で決める、とことん続けるなど、自分らしさの中によさがある
- おすすめの発問:「美宇は、みう。」の一言につまっているものは?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
「美宇は、みう。」のあらすじ(どんなお話?)

卓球選手の平野美宇さんは、小さいころから何をするかを自分で決めるのが得意な子でした。三さいで卓球教室に入り、負けても強くなりたいと練習を続けます。五さいのとき、有名な選手とくらべられて「美宇は、みう。」と答えました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「よいところは人よりできること」という見方です。授業の後は、結果だけでなく、その人らしさの中にもよさがあると気づき、自分のよいところに目を向けられるのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「すごい選手」の話で終わりがちです。題名の一言につまっているものを問うと、自分で決める、とことん続けるといった美宇さんらしさに子どもが目を向けます。
4コマで見る「ゆいの色」

だれかとくらべると、自分のよさは見えにくくなります。友だちの一言で、自分らしさがよさだと気づけることもあります。美宇さんの一言を、図工の時間に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に自分らしいよさをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。美宇さんらしさを整理する板書の全体はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 2年『「美宇は、みう。」』【個性の伸長】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 題名の一言に、美宇さんらしさがつまっている
- よいところは結果だけでなく、らしさの中に
- 人とくらべず、自分のよさに目を向ける
『「美宇は、みう。」』のよくある質問
Q. 『「美宇は、みう。」』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学2年の道徳の教材で、内容項目は「個性の伸長」です。
Q. 『「美宇は、みう。」』のあらすじは?
A. 卓球選手の平野美宇さんは、小さいころから何をするかを自分で決めるのが得意な子でした。三さいで卓球教室に入り、負けても強くなりたいと練習を続けます。五さいのとき、有名な選手とくらべられて「美宇は、みう。」と答えました。
Q. 『「美宇は、みう。」』の授業のねらいは?
A. よいところ=人よりできることという考えから、その人らしさもよいところという考えへ深めることです。授業の前は「よいところは人よりできること」という見方です。授業の後は、結果だけでなく、その人らしさの中にもよさがあると気づき、自分のよいところに目を向けられるのがゴールです。
Q. 『「美宇は、みう。」』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「美宇は、みう。」の一言につまっているものは?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「すごい選手」の話で終わりがちです。題名の一言につまっているものを問うと、自分で決める、とことん続けるといった美宇さんらしさに子どもが目を向けます。
Q. 『「美宇は、みう。」』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に自分らしいよさをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。美宇さんらしさを整理する板書の全体はnoteで紹介しています。












