家族愛の授業が「家族に感謝しましょう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、手紙を受け取る側のお母さんに目を向ける切り口から、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ありがとう』(中学1年・道徳/家族愛、家庭生活の充実)
- あらすじ:心臓病の中学生・佐江子さんが、手術の前にお母さんへ手紙を書きます。自転車での送り迎え、宿泊学習を頼み込んでくれたこと、毎朝のかばん運びなど、十四年間の思い出が綴られ、数えきれない感謝で結ばれます。
- ねらい:感謝=ありがとうと言うこと → 敬愛は家族のしていることを知って深まる。感謝は数字で表しきれないほど、毎日の当たり前に積み重なっている
- おすすめの発問:お母さんにとっての14年は、どんな日々だったのだろう?
- 板書:左「込めた思いは?」・中央「回数と数えきれぬ思い」・右「敬愛は具体から」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ありがとうのあらすじ(どんなお話?)

心臓病の中学生・佐江子さんが、手術の前にお母さんへ手紙を書きます。自転車での送り迎え、宿泊学習を頼み込んでくれたこと、毎朝のかばん運びなど、十四年間の思い出が綴られ、数えきれない感謝で結ばれます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「家族に感謝を伝えよう」という見方です。授業の後は、家族が自分のために何をし、どんな思いでいるかを具体的に知ることで敬愛が深まると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

手紙を書く側の気持ちだけを追うと、感謝の言葉で終わりがちです。お母さんの側に目を向けると、家族がしてくれていることの具体と、二人だけの幸せの形が見えてきます。
4コマで見る「朝のお弁当」

家族がしてくれていることは、当たり前すぎて見えにくいものです。具体的に知ったとき、感謝はことばだけでなく、相手を敬う気持ちへと深まります。
板書計画は3つのエリア

左に課題、中央に「数えられる回数」と「数えきれない思い」の対比、右にキーワードを書きます。「幸せは二人が決める」まで扱う板書の全体は、note でくわしく紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年生「三百六十五×十四回分の『ありがとう』」【家族愛、家庭生活の充実】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「家族に感謝」で終わらせない
- 受け取る側のお母さんに目を向ける
- 敬愛は家族のしていることを知って深まる
『ありがとう』のよくある質問
Q. 『ありがとう』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「家族愛、家庭生活の充実」です。
Q. 『ありがとう』のあらすじは?
A. 心臓病の中学生・佐江子さんが、手術の前にお母さんへ手紙を書きます。自転車での送り迎え、宿泊学習を頼み込んでくれたこと、毎朝のかばん運びなど、十四年間の思い出が綴られ、数えきれない感謝で結ばれます。
Q. 『ありがとう』の授業のねらいは?
A. 感謝=ありがとうと言うことという考えから、敬愛は家族のしていることを知って深まるという考えへ深めることです。授業の前は「家族に感謝を伝えよう」という見方です。授業の後は、家族が自分のために何をし、どんな思いでいるかを具体的に知ることで敬愛が深まると気づくことがゴールです。
Q. 『ありがとう』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「お母さんにとっての14年は、どんな日々だったのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。手紙を書く側の気持ちだけを追うと、感謝の言葉で終わりがちです。お母さんの側に目を向けると、家族がしてくれていることの具体と、二人だけの幸せの形が見えてきます。
Q. 『ありがとう』の板書計画は?
A. 左に課題、中央に「数えられる回数」と「数えきれない思い」の対比、右にキーワードを書きます。「幸せは二人が決める」まで扱う板書の全体は、note でくわしく紹介しています。












