国際理解の授業が「外国の人となかよくしよう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、はじめの一週間と一か月後のクラスをくらべて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『アメリカから来たサラさん』(小学3年・道徳/国際理解、国際親善)
- あらすじ:「わたし」のクラスに、アメリカからサラさんが転入してきます。はじめの一週間はみんな夢中でしたが、一か月たつとちがいをめんどうに感じ、サラさんはさびしそうです。相談した「わたし」に、お母さんは、ただそれだけのことだと話します。
- ねらい:ちがい=めずらしい・めんどう → ちがいはそれぞれのよさ。ちがいが当たり前になっても、相手の国や文化に関心をもち続ける
- おすすめの発問:一週間目と一か月後、クラスの何が変わった?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
アメリカから来たサラさんのあらすじ(どんなお話?)

「わたし」のクラスに、アメリカからサラさんが転入してきます。はじめの一週間はみんな夢中でしたが、一か月たつとちがいをめんどうに感じ、サラさんはさびしそうです。相談した「わたし」に、お母さんは、ただそれだけのことだと話します。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、ちがいをめずらしいもの、やがてめんどうなものと見る気持ちです。授業の後は、ちがいを当たり前のこととして受け止め、相手の国や文化に関心をもち続けようと思えることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、サラさんのさびしさで止まりがちです。はじめの一週間と一か月後をくらべて問うと、本当に親しむとはどういうことかを、子どもがお話全体から考えはじめます。
4コマで見る「来てから一か月」

はじめはめずらしくても、なれるとちがいはめんどうに見えがちです。相手のことをもう一度知ろうとすると、ちがいは話のたねになります。お話のサラさんを、教室の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右にちがいの意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 3年『アメリカから来たサラさん』【国際理解、国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 一週間目と一か月後をくらべて読む
- ちがいは、それぞれのよさ
- クラスの変化から全体を問う
『アメリカから来たサラさん』のよくある質問
Q. 『アメリカから来たサラさん』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学3年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際親善」です。
Q. 『アメリカから来たサラさん』のあらすじは?
A. 「わたし」のクラスに、アメリカからサラさんが転入してきます。はじめの一週間はみんな夢中でしたが、一か月たつとちがいをめんどうに感じ、サラさんはさびしそうです。相談した「わたし」に、お母さんは、ただそれだけのことだと話します。
Q. 『アメリカから来たサラさん』の授業のねらいは?
A. ちがい=めずらしい・めんどうという考えから、ちがいはそれぞれのよさという考えへ深めることです。授業の前は、ちがいをめずらしいもの、やがてめんどうなものと見る気持ちです。授業の後は、ちがいを当たり前のこととして受け止め、相手の国や文化に関心をもち続けようと思えることがゴールです。
Q. 『アメリカから来たサラさん』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「一週間目と一か月後、クラスの何が変わった?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、サラさんのさびしさで止まりがちです。はじめの一週間と一か月後をくらべて問うと、本当に親しむとはどういうことかを、子どもがお話全体から考えはじめます。
Q. 『アメリカから来たサラさん』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右にちがいの意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












