感動の授業が「きれい」「すごい」の一言で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、先に夕日を見てたくやをよんだお母さんに目を向けて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『真っ赤な夕日』(小学3年・道徳/感動、畏敬の念)
- あらすじ:遊び終えて家に帰ったたくやが「ただいま」と言っても、返事がありません。二階のベランダから、いつもとちがうお母さんの声でよばれます。上がると、大きな夕日があたり一面を真っ赤にそめ、二人はだまったまま立ちつづけました。
- ねらい:感動=「すごい」と言うこと → 言葉にならない心の動きも感動。美しいものにふれると、言葉にならないほど心が動くことがある
- おすすめの発問:お母さんは、なぜ一人で見ていなかったのだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
真っ赤な夕日のあらすじ(どんなお話?)

遊び終えて家に帰ったたくやが「ただいま」と言っても、返事がありません。二階のベランダから、いつもとちがうお母さんの声でよばれます。上がると、大きな夕日があたり一面を真っ赤にそめ、二人はだまったまま立ちつづけました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、感動を「すごい」「きれい」の一言で表すものと考えがちです。授業の後は、言葉にならない心の動きも感動だと気づき、そうした心を大切に思えることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと「すごい」の言いかえで終わりがちです。先に夕日を見ていたお母さんに目を向けると、心が動くとだれかと味わいたくなることに気づき、感動の深さを考えはじめます。
4コマで見る「帰り道の空」

いつもの景色は、急いでいると見すごしてしまいます。だれかに「見て」と言われて足を止めると、言葉にならない感動に出会えます。お母さんとたくやの姿を、帰り道の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に感動する心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 3年『真っ赤な夕日』【感動、畏敬の念】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 先に夕日を見たお母さんの声に注目する
- 言葉にならない心の動きも、感動のひとつ
- 「すごい」で終わらせず、沈黙の意味を問う
『真っ赤な夕日』のよくある質問
Q. 『真っ赤な夕日』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学3年の道徳の教材で、内容項目は「感動、畏敬の念」です。
Q. 『真っ赤な夕日』のあらすじは?
A. 遊び終えて家に帰ったたくやが「ただいま」と言っても、返事がありません。二階のベランダから、いつもとちがうお母さんの声でよばれます。上がると、大きな夕日があたり一面を真っ赤にそめ、二人はだまったまま立ちつづけました。
Q. 『真っ赤な夕日』の授業のねらいは?
A. 感動=「すごい」と言うことという考えから、言葉にならない心の動きも感動という考えへ深めることです。授業の前は、感動を「すごい」「きれい」の一言で表すものと考えがちです。授業の後は、言葉にならない心の動きも感動だと気づき、そうした心を大切に思えることがゴールです。
Q. 『真っ赤な夕日』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「お母さんは、なぜ一人で見ていなかったのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと「すごい」の言いかえで終わりがちです。先に夕日を見ていたお母さんに目を向けると、心が動くとだれかと味わいたくなることに気づき、感動の深さを考えはじめます。
Q. 『真っ赤な夕日』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に感動する心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












