「命は大切です」で終わらない授業をしたい、と思いませんか。この記事では、もし命が自分の思いどおりになるとしたら、と考える切り口で、医者である作者の問いから生命の尊さを考える授業を図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『いのちって何だろう』(中学1年・道徳/生命の尊さ)
- あらすじ:医者である作者が中学時代をふり返ります。骨折による転部、腎炎での入院と病棟で出会った死、マラソン大会で思いがけずトップを走った体験から、体に秘められた力を感じます。多くの死を看取った今も「いのちって何だろう」と問い続けます。
- ねらい:命=自分のもの → 命はもらった奇跡で預かっているもの。命は自分の勝手にならない、もらった奇跡。光も闇もみんな入っている
- おすすめの発問:もし命が自分の思いどおりになったら?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
いのちって何だろうのあらすじ(どんなお話?)

医者である作者が中学時代をふり返ります。骨折による転部、腎炎での入院と病棟で出会った死、マラソン大会で思いがけずトップを走った体験から、体に秘められた力を感じます。多くの死を看取った今も「いのちって何だろう」と問い続けます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「命は自分のもの」と考える生徒も多いはずです。授業の後は、命は奇跡としてもらったもので、つらさや弱さもふくめて丸ごと命なのだと受け止め、尊さを感じ直すことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

体験ごとの気持ちを聞くと、作者の思い出をなぞるだけになりがちです。もし命が思いどおりになったらと考えると、「自分の勝手にはならない」ことの意味が見え、もらった命の重みを考えられます。
4コマで見る「生まれた日」

投げやりになって「どうでもいい」と思う日は、中学生にもあります。自分が生まれた日の話を聞き、命は自分だけのものではないと感じていく流れを4コマにしました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に「いのちって何だろう」への今の答え、中央に中心発問での話し合い、右に「もらった奇跡」という命のとらえ直しを置きます。全体は note で紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「いのちって何だろう」【生命の尊さ】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 医者でも答えを持たない問いから始める
- もし命が思いどおりなら、と考える
- 命はもらった奇跡で、勝手にはならない
『いのちって何だろう』のよくある質問
Q. 『いのちって何だろう』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「生命の尊さ」です。
Q. 『いのちって何だろう』のあらすじは?
A. 医者である作者が中学時代をふり返ります。骨折による転部、腎炎での入院と病棟で出会った死、マラソン大会で思いがけずトップを走った体験から、体に秘められた力を感じます。多くの死を看取った今も「いのちって何だろう」と問い続けます。
Q. 『いのちって何だろう』の授業のねらいは?
A. 命=自分のものという考えから、命はもらった奇跡で預かっているものという考えへ深めることです。授業の前は「命は自分のもの」と考える生徒も多いはずです。授業の後は、命は奇跡としてもらったもので、つらさや弱さもふくめて丸ごと命なのだと受け止め、尊さを感じ直すことがゴールです。
Q. 『いのちって何だろう』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もし命が自分の思いどおりになったら?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。体験ごとの気持ちを聞くと、作者の思い出をなぞるだけになりがちです。もし命が思いどおりになったらと考えると、「自分の勝手にはならない」ことの意味が見え、もらった命の重みを考えられます。
Q. 『いのちって何だろう』の板書計画は?
A. 板書は、左に「いのちって何だろう」への今の答え、中央に中心発問での話し合い、右に「もらった奇跡」という命のとらえ直しを置きます。全体は note で紹介しています。












