自由の授業が「自由=好きなことができる」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、自由を「うらやましい」と感じる考えと「こわい」と感じる考えをくらべて、授業のゴールと発問のちがいを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『「自由」って、何だろう』(小学6年・道徳/善悪の判断、自律、自由と責任)
- あらすじ:子どもたちがグループで「自由とは何か」を話し合う教材です。それぞれが考える自由を出し合ううちに、同じ「自由」でも考え方がちがうことが見えてきます。「責任」ということばは出てきませんが、いつも自由の裏側にあります。
- ねらい:自由=好きなことができる → 先の先まで考えて行動するのが本当の自由。自由と責任はいつもセット。先の先まで考えて行動するのが本当の自由
- おすすめの発問:自由がうらやましい人と、こわい人。何がちがう?
- 板書:左「「バカ」はなぜダメ?」・中央「自由⇄責任はセット」・右「本当の自由とは」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
「自由」って、何だろうのあらすじ(どんなお話?)

子どもたちがグループで「自由とは何か」を話し合う教材です。それぞれが考える自由を出し合ううちに、同じ「自由」でも考え方がちがうことが見えてきます。「責任」ということばは出てきませんが、いつも自由の裏側にあります。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「自由=好きなことができる」と考えがちです。授業の後は、自由には必ず責任がセットになっていて、先の先まで考えて行動することが本当の自由だと気づけることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

感想を聞くだけだと、「自由は大切」で止まりがちです。うらやましい自由とこわい自由をくらべると、その考えの奥にある責任に、子どもが自分から目を向けはじめます。
4コマで見る「席は自由」

自由は、好きなようにすることだけではありません。周りの人のことまで考えて選べたとき、みんなが気持ちよく過ごせる自由になります。二つの自由のちがいを、教室の席えらびに置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に課題「『バカ』はなぜダメ?」、中央に自由と責任がセットであることを置き、右で本当の自由について考えを深めます。くわしい板書計画はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『「自由」って、何だろう』【善悪の判断、自律、自由と責任】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- うらやましい自由と、こわい自由をくらべる
- 自由と責任はセット、先まで考えるのが自由
- 「自由は大切」で終わらず、ちがいを問う
『「自由」って、何だろう』のよくある質問
Q. 『「自由」って、何だろう』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「善悪の判断、自律、自由と責任」です。
Q. 『「自由」って、何だろう』のあらすじは?
A. 子どもたちがグループで「自由とは何か」を話し合う教材です。それぞれが考える自由を出し合ううちに、同じ「自由」でも考え方がちがうことが見えてきます。「責任」ということばは出てきませんが、いつも自由の裏側にあります。
Q. 『「自由」って、何だろう』の授業のねらいは?
A. 自由=好きなことができるという考えから、先の先まで考えて行動するのが本当の自由という考えへ深めることです。授業の前は「自由=好きなことができる」と考えがちです。授業の後は、自由には必ず責任がセットになっていて、先の先まで考えて行動することが本当の自由だと気づけることがゴールです。
Q. 『「自由」って、何だろう』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「自由がうらやましい人と、こわい人。何がちがう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。感想を聞くだけだと、「自由は大切」で止まりがちです。うらやましい自由とこわい自由をくらべると、その考えの奥にある責任に、子どもが自分から目を向けはじめます。
Q. 『「自由」って、何だろう』の板書計画は?
A. 板書は、左に課題「『バカ』はなぜダメ?」、中央に自由と責任がセットであることを置き、右で本当の自由について考えを深めます。くわしい板書計画はnoteで紹介しています。












