生命の尊さの授業が「命を大切にしましょう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「旅」ということばを手がかりに、終わりがあるから今が輝くという感覚を考える流れを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『旅』(中学1年・道徳/生命の尊さ)
- あらすじ:「旅」は、人生そのもののたとえです。旅には出会いと別れがあり、思い通りにならないことも、美しい景色もあります。そして旅は終わりに向かって続いていく、と教材は静かに見つめます。
- ねらい:命は大切=長く生きること → 終わりがあるから今日が光る。命の尊さを長さでなく濃さでとらえ、旅の仲間の命も大切にする
- おすすめの発問:命を「旅」とよぶと、何が見えてくる?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
旅のあらすじ(どんなお話?)

「旅」は、人生そのもののたとえです。旅には出会いと別れがあり、思い通りにならないことも、美しい景色もあります。そして旅は終わりに向かって続いていく、と教材は静かに見つめます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「命は大切」という言葉だけの理解です。授業の後は、同じ日は二度と来ないことに気づき、自分と旅の仲間の命を大切に思えることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

旅の場面ごとに気持ちを聞いても、旅行の話で終わりがちです。題名の「旅」が命のたとえだと読み解くと、生徒は終わりがあることの意味を考えはじめます。
4コマで見る「またいつか」

「またいつか」と先のばしにすることは、だれにでもあります。今日という日は二度と来ないと気づくと、伝えたいことがはっきりします。「旅」の考え方を、友だちとの別れの場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に命の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 題名の「旅」は、命そのもののたとえ
- 終わりがあるから、今日が光る
- 旅の仲間の命も、同じように大切
『旅』のよくある質問
Q. 『旅』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「生命の尊さ」です。
Q. 『旅』のあらすじは?
A. 「旅」は、人生そのもののたとえです。旅には出会いと別れがあり、思い通りにならないことも、美しい景色もあります。そして旅は終わりに向かって続いていく、と教材は静かに見つめます。
Q. 『旅』の授業のねらいは?
A. 命は大切=長く生きることという考えから、終わりがあるから今日が光るという考えへ深めることです。授業の前は「命は大切」という言葉だけの理解です。授業の後は、同じ日は二度と来ないことに気づき、自分と旅の仲間の命を大切に思えることがゴールです。
Q. 『旅』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「命を「旅」とよぶと、何が見えてくる?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。旅の場面ごとに気持ちを聞いても、旅行の話で終わりがちです。題名の「旅」が命のたとえだと読み解くと、生徒は終わりがあることの意味を考えはじめます。
Q. 『旅』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に命の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












