自分の短所ばかり気にする子に、どう声をかければいいかなやんでいませんか。この記事では、題名の「小さくて白い」ということばを手がかりに、お母さんの答えの意味と授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ぼくは小さくて白い』(小学1年・道徳/個性の伸長)
- あらすじ:小さくて真っ白なペンギンの「ぼく」は、白いことや走るのがおそいこと、飛べないこと、体が小さいことを気にしています。そのたびにお母さんは、ちがう見方を教えてくれます。
- ねらい:短所=なおすべきもの → 見方を変えれば短所も長所になる。短所に見えることも、見方を変えれば長所になる。それはもう一つの本当
- おすすめの発問:題名の「小さくて白い」は、弱みなのだろうか?
- 板書:左「答えは、うそ?」・中央「なぐさめ/本当」・右「とくちょう/みかた」の3分割
書いた人:元小学校教師(16年)。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開
ぼくは小さくて白いのあらすじ(どんなお話?)

小さくて真っ白なペンギンの「ぼく」は、白いことや走るのがおそいこと、飛べないこと、体が小さいことを気にしています。そのたびにお母さんは、ちがう見方を教えてくれます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「短所は直すもの」「お母さんの答えはなぐさめ」と考えがちです。授業の後は、同じ特徴でも見方によって長所になる、と気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「ぼく」の悲しさとうれしさで終わりがちです。題名のことばを問い直すと、同じ特徴が短所にも長所にもなることに子どもが気づきはじめます。
4コマで見る「言いかえ名人」

同じ特徴でも、見方を変えると長所になります。友達のひと言が、子どもが自分の特徴をとらえ直すきっかけになります。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に「お母さんの答えはうそなのか」という課題、中央に「なぐさめのうそ」と「もうひとつの本当」の対比、右にキーワードを置きます。くわしい板書と発問の流れはnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
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まとめ
- 題名のことばを問い直すと特徴が見えてくる
- 事実は同じでも、見方で長所に変わる
- お母さんの答えは、もう一つの本当
『ぼくは小さくて白い』のよくある質問
Q. 『ぼくは小さくて白い』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学1年の道徳の教材で、内容項目は「個性の伸長」です。
Q. 『ぼくは小さくて白い』のあらすじは?
A. 小さくて真っ白なペンギンの「ぼく」は、白いことや走るのがおそいこと、飛べないこと、体が小さいことを気にしています。そのたびにお母さんは、ちがう見方を教えてくれます。
Q. 『ぼくは小さくて白い』の授業のねらいは?
A. 短所=なおすべきものという考えから、見方を変えれば短所も長所になるという考えへ深めることです。授業の前は「短所は直すもの」「お母さんの答えはなぐさめ」と考えがちです。授業の後は、同じ特徴でも見方によって長所になる、と気づくことがゴールです。
Q. 『ぼくは小さくて白い』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「題名の「小さくて白い」は、弱みなのだろうか?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「ぼく」の悲しさとうれしさで終わりがちです。題名のことばを問い直すと、同じ特徴が短所にも長所にもなることに子どもが気づきはじめます。
Q. 『ぼくは小さくて白い』の板書計画は?
A. 板書は、左に「お母さんの答えはうそなのか」という課題、中央に「なぐさめのうそ」と「もうひとつの本当」の対比、右にキーワードを置きます。くわしい板書と発問の流れはnoteで紹介しています。












