個性の伸長の授業で「自分の長所を書こう」と言ったら、手が止まる子が続出…という失敗はありませんか。この記事では、そんなよくある失敗を切り口に、小澤さんの歩みと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『空からの目線』(小学4年・道徳/個性の伸長)
- あらすじ:小澤さんは、子どものころから映像やラジコンに親しみ、その延長でドローンに出会います。暗くなるまで練習に夢中になるうちに、空から撮った映像が人に求められる仕事になっていきました。
- ねらい:長所=人よりすぐれたところ → 長所は好きで夢中になれることの中にある。長所は人と比べるものではなく、これから見つけ育てられるもの
- おすすめの発問:小澤さんは、ドローンを「長所」と思っていた?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
空からの目線のあらすじ(どんなお話?)

小澤さんは、子どものころから映像やラジコンに親しみ、その延長でドローンに出会います。暗くなるまで練習に夢中になるうちに、空から撮った映像が人に求められる仕事になっていきました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「長所=人よりすぐれたところ」という見方です。授業の後は、好きで夢中になれることの中にも長所があり、今は見つからなくてもこれから育てられると、前向きに自分をとらえられることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞いた後で長所を書かせると、手が止まりがちです。小澤さん自身は長所だと思っていなかったことに目を向けると、自分では気づきにくい長所に子どもが気づきます。
4コマで見る「長所カード」

自分の長所は、自分ではなかなか気づけません。好きで夢中になっていることが長所だと友だちに気づかされる流れを、長所カードを書く場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に『個性の伸長』をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 4年『空からの目線』【個性の伸長】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「長所を書こう」で止まる失敗をさける
- 長所は好きで夢中になれることの中にある
- 長所はこれから見つけ育てられる
『空からの目線』のよくある質問
Q. 『空からの目線』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学4年の道徳の教材で、内容項目は「個性の伸長」です。
Q. 『空からの目線』のあらすじは?
A. 小澤さんは、子どものころから映像やラジコンに親しみ、その延長でドローンに出会います。暗くなるまで練習に夢中になるうちに、空から撮った映像が人に求められる仕事になっていきました。
Q. 『空からの目線』の授業のねらいは?
A. 長所=人よりすぐれたところという考えから、長所は好きで夢中になれることの中にあるという考えへ深めることです。授業の前は「長所=人よりすぐれたところ」という見方です。授業の後は、好きで夢中になれることの中にも長所があり、今は見つからなくてもこれから育てられると、前向きに自分をとらえられることがゴールです。
Q. 『空からの目線』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「小澤さんは、ドローンを「長所」と思っていた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞いた後で長所を書かせると、手が止まりがちです。小澤さん自身は長所だと思っていなかったことに目を向けると、自分では気づきにくい長所に子どもが気づきます。
Q. 『空からの目線』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に『個性の伸長』をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












