国際理解の授業が「日本は恵まれている」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、「もし相手の国から見たら」と考える切り口で、4枚の写真の見方と授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『その子の世界、私の世界』(中学3年・道徳/国際理解、国際貢献)
- あらすじ:世界の子どもたちの暮らしを写した4枚の写真をもとに考える教材です。日本の中学生は、写真を「日本とは違う」という自分の物差しで見てしまいがちです。暮らしの形の違いの奥にあるものを見つめます。
- ねらい:外国=日本とちがう国 → 国がちがっても幸せを願う心は同じ。国同士の関係も、人同士の関係と同じように思いやる
- おすすめの発問:もし写真の子が日本を見たら、どう見えるだろう?
- 板書:左「4枚の写真」・中央「幸せなのは誰?」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
その子の世界、私の世界のあらすじ(どんなお話?)

世界の子どもたちの暮らしを写した4枚の写真をもとに考える教材です。日本の中学生は、写真を「日本とは違う」という自分の物差しで見てしまいがちです。暮らしの形の違いの奥にあるものを見つめます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「日本とは違う」「恵まれていない」と自分の物差しで見がちです。授業の後は、どの立場にもその人なりの幸せがあり、幸せを願う心は世界共通だと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

写真を一枚ずつ見て気持ちを聞くと、「かわいそう」で止まりがちです。「もし相手から日本を見たら」と視点を反転させると、どの立場にもその人なりの幸せがあると見えてきます。
4コマで見る「留学生のお昼」

自分の当たり前で相手を見ると、相手が「変わっている」ように見えます。相手から見れば、自分のほうが変わって見えるのかもしれません。写真を見る視点の反転を、教室のお昼の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に4枚の写真と生徒の気づき、中央に中心発問「幸せなのは誰?」と視点を反転させる問い、右に国際理解をとらえ直すことばを置きます。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「その子の世界、私の世界」【国際理解、国際貢献】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「もし相手から見たら」で視点を反転
- どの立場にも、その人なりの幸せがある
- 幸せを願う心は、国がちがっても同じ
『その子の世界、私の世界』のよくある質問
Q. 『その子の世界、私の世界』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際貢献」です。
Q. 『その子の世界、私の世界』のあらすじは?
A. 世界の子どもたちの暮らしを写した4枚の写真をもとに考える教材です。日本の中学生は、写真を「日本とは違う」という自分の物差しで見てしまいがちです。暮らしの形の違いの奥にあるものを見つめます。
Q. 『その子の世界、私の世界』の授業のねらいは?
A. 外国=日本とちがう国という考えから、国がちがっても幸せを願う心は同じという考えへ深めることです。授業の前は「日本とは違う」「恵まれていない」と自分の物差しで見がちです。授業の後は、どの立場にもその人なりの幸せがあり、幸せを願う心は世界共通だと気づくことがゴールです。
Q. 『その子の世界、私の世界』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もし写真の子が日本を見たら、どう見えるだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。写真を一枚ずつ見て気持ちを聞くと、「かわいそう」で止まりがちです。「もし相手から日本を見たら」と視点を反転させると、どの立場にもその人なりの幸せがあると見えてきます。
Q. 『その子の世界、私の世界』の板書計画は?
A. 板書は、左に4枚の写真と生徒の気づき、中央に中心発問「幸せなのは誰?」と視点を反転させる問い、右に国際理解をとらえ直すことばを置きます。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












