家族愛の授業が「おてつだいをしましょう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、勉強する清作を見守ったおかあさんに目を向けて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『清作のおてつだい-野口英世-』(小学3年・道徳/家族愛、家庭生活の充実)
- あらすじ:清作は小さいころのやけどで左手をうまく使えず、畑仕事を手伝えないことがつらくなります。おかあさんは、勉強がいちばんのおてつだいになると話します。清作は医者になり、病気に苦しむ人のために働きました。
- ねらい:おてつだい=家の仕事を手伝う → がんばる姿も家族の支えになる。自分にできることで家族の思いにこたえると、家族みんなの喜びになる
- おすすめの発問:清作のがんばる姿は、おかあさんの何を救った?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
清作のおてつだい-野口英世-のあらすじ(どんなお話?)

清作は小さいころのやけどで左手をうまく使えず、畑仕事を手伝えないことがつらくなります。おかあさんは、勉強がいちばんのおてつだいになると話します。清作は医者になり、病気に苦しむ人のために働きました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、おてつだいを「家の仕事を手伝うこと」と考えがちです。授業の後は、自分にできることで家族の思いにこたえることも、家族の支えになると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、清作の気持ちを並べて終わりがちです。勉強する清作を見て、やけどの苦しみが少し楽になったおかあさんに目を向けると、おてつだいの意味が広がっていきます。
4コマで見る「家のおてつだい」

おてつだいは、家の仕事を手伝うことだけではありません。がんばる姿を見せることも、家族の喜びや支えになります。清作とおかあさんのやりとりを、今の家庭に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に家族の中での自分をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 3年『清作のおてつだい-野口英世-』【家族愛、家庭生活の充実】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- おかあさんの心の変化に、お話のカギがある
- がんばる姿も、家族を支えるおてつだい
- 気持ち調べより、家族の思いから全体を問う
『清作のおてつだい-野口英世-』のよくある質問
Q. 『清作のおてつだい-野口英世-』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学3年の道徳の教材で、内容項目は「家族愛、家庭生活の充実」です。
Q. 『清作のおてつだい-野口英世-』のあらすじは?
A. 清作は小さいころのやけどで左手をうまく使えず、畑仕事を手伝えないことがつらくなります。おかあさんは、勉強がいちばんのおてつだいになると話します。清作は医者になり、病気に苦しむ人のために働きました。
Q. 『清作のおてつだい-野口英世-』の授業のねらいは?
A. おてつだい=家の仕事を手伝うという考えから、がんばる姿も家族の支えになるという考えへ深めることです。授業の前は、おてつだいを「家の仕事を手伝うこと」と考えがちです。授業の後は、自分にできることで家族の思いにこたえることも、家族の支えになると気づくことがゴールです。
Q. 『清作のおてつだい-野口英世-』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「清作のがんばる姿は、おかあさんの何を救った?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、清作の気持ちを並べて終わりがちです。勉強する清作を見て、やけどの苦しみが少し楽になったおかあさんに目を向けると、おてつだいの意味が広がっていきます。
Q. 『清作のおてつだい-野口英世-』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に家族の中での自分をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












