希望と勇気の授業が「あきらめない心を持ちましょう」という根性の話で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、そんなよくある失敗から、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『上村さんのちょうせん』(小学6年・道徳/希望と勇気)
- あらすじ:東日本大震災で保護された雑種犬じゃがいもは、トレーナーの上村さんと災害救助犬を目指します。雑種のハンデ、何度もの不合格、批判もありましたが、二人三脚で努力を続け、11回目のテストで合格しました。
- ねらい:あきらめない=気合と根性 → 本当にやりたい目標があきらめない心を生む。あきらめない心は、本当にやりたい目標を持ち続けることから生まれる
- おすすめの発問:合格した後もがんばる二人の本当の目標は何だろう?
- 板書:左「あきらめないとは」・中央「続けられた理由」・右「本当の目標」の3分割
書いた人:元小学校教師(16年)。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開
上村さんのちょうせんのあらすじ(どんなお話?)

東日本大震災で保護された雑種犬じゃがいもは、トレーナーの上村さんと災害救助犬を目指します。雑種のハンデ、何度もの不合格、批判もありましたが、二人三脚で努力を続け、11回目のテストで合格しました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「あきらめない=気合と根性」という考えです。授業の後は、あきらめない心は「本当にやりたい目標」を持ち続けることから自然に生まれてくると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

よくある失敗は、遠くのすごい話として根性をたたえて終わることです。合格した後も挑戦を続ける二人に目を向けると、救助犬になることの奥にある、もっと大きな目標が見えてきます。
4コマで見る「リレー選手」

がんばりが続かないとき、気合だけではなかなか立ち直れません。「本当は何がしたいのか」を思い出すと、もう一度前を向く力がわいてきます。
板書計画は3つのエリア

左に「あきらめないとはどういうことか」、中央に二人があきらめずに続けられた理由、右に「本当の目標」を書きます。くわしい板書と発問の流れはnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)、印刷できるワークシートまで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『上村さんのちょうせん』【希望と勇気】の指導案と発問はこうする!
この指導案シリーズは、この2年で延べ4,300人以上の先生を支えています。
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- あきらめない心を根性の話で終わらせない
- 合格した後も続く挑戦に目を向ける
- 本当にやりたい目標があきらめない心を生む
『上村さんのちょうせん』のよくある質問
Q. 『上村さんのちょうせん』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気」です。
Q. 『上村さんのちょうせん』のあらすじは?
A. 東日本大震災で保護された雑種犬じゃがいもは、トレーナーの上村さんと災害救助犬を目指します。雑種のハンデ、何度もの不合格、批判もありましたが、二人三脚で努力を続け、11回目のテストで合格しました。
Q. 『上村さんのちょうせん』の授業のねらいは?
A. あきらめない=気合と根性という考えから、本当にやりたい目標があきらめない心を生むという考えへ深めることです。授業の前は「あきらめない=気合と根性」という考えです。授業の後は、あきらめない心は「本当にやりたい目標」を持ち続けることから自然に生まれてくると気づくことがゴールです。
Q. 『上村さんのちょうせん』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「合格した後もがんばる二人の本当の目標は何だろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。よくある失敗は、遠くのすごい話として根性をたたえて終わることです。合格した後も挑戦を続ける二人に目を向けると、救助犬になることの奥にある、もっと大きな目標が見えてきます。
Q. 『上村さんのちょうせん』の板書計画は?
A. 左に「あきらめないとはどういうことか」、中央に二人があきらめずに続けられた理由、右に「本当の目標」を書きます。くわしい板書と発問の流れはnoteで紹介しています。











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