「いのちは大切」という言葉だけで終わる授業に、なやんでいませんか。この記事では、ゆきにとどいた学級のみんなの手紙に目を向けて、学級経営にもつながる見方で、いのちのつながりを考える授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『いただいたいのち』(小学3年・道徳/生命の尊さ)
- あらすじ:ゆきは二年生の夏、けつえきのがんとわかります。くるしいちりょうの中、お母さんや先生、学級のみんなにはげまされ、学校のよびかけでたくさんのけつえきがあつまります。十か月で退院したゆきは、お礼の手紙を書きます。
- ねらい:いのちは自分のもの → いのちはたくさんの人とつながる。いのちはたくさんの人にささえられ、つながっているからかけがえがない
- おすすめの発問:学級のみんなの手紙は、ゆきに何をとどけた?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
いただいたいのちのあらすじ(どんなお話?)

ゆきは二年生の夏、けつえきのがんとわかります。くるしいちりょうの中、お母さんや先生、学級のみんなにはげまされ、学校のよびかけでたくさんのけつえきがあつまります。十か月で退院したゆきは、お礼の手紙を書きます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、いのちは「自分のもの」と考えがちです。授業の後は、いのちはたくさんの人にささえられ、つながっているからこそかけがえがないと気づけることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「いのちは大切」の言葉で終わりがちです。学級のみんなの手紙がとどけたものを問うと、自分たちもだれかのいのちをささえる一人になれると、子どもが気づきはじめます。
4コマで見る「おみまいカード」

友だちがつらいとき、何もできないと思ってしまうことがあります。でも、とどけた思いは、いのちをささえる力になります。お話の学級のみんなの手紙を、教室のカードに置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に「いのちは大切」などのいまの考え、中央に中心発問での話し合い、右にいのちのつながりをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしくはnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 3年『いただいたいのち』【生命の尊さ】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 学級のみんなの手紙に目を向ける
- いのちは、たくさんの人にささえられている
- 自分たちも、だれかをささえる一人になれる
『いただいたいのち』のよくある質問
Q. 『いただいたいのち』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学3年の道徳の教材で、内容項目は「生命の尊さ」です。
Q. 『いただいたいのち』のあらすじは?
A. ゆきは二年生の夏、けつえきのがんとわかります。くるしいちりょうの中、お母さんや先生、学級のみんなにはげまされ、学校のよびかけでたくさんのけつえきがあつまります。十か月で退院したゆきは、お礼の手紙を書きます。
Q. 『いただいたいのち』の授業のねらいは?
A. いのちは自分のものという考えから、いのちはたくさんの人とつながるという考えへ深めることです。授業の前は、いのちは「自分のもの」と考えがちです。授業の後は、いのちはたくさんの人にささえられ、つながっているからこそかけがえがないと気づけることがゴールです。
Q. 『いただいたいのち』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「学級のみんなの手紙は、ゆきに何をとどけた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「いのちは大切」の言葉で終わりがちです。学級のみんなの手紙がとどけたものを問うと、自分たちもだれかのいのちをささえる一人になれると、子どもが気づきはじめます。
Q. 『いただいたいのち』の板書計画は?
A. 板書は、左に「いのちは大切」などのいまの考え、中央に中心発問での話し合い、右にいのちのつながりをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしくはnoteで紹介しています。












