外国の学習が「へえ、ちがうね」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、お話の前半の「ちがい」と後半の「つながり」をくらべながら、授業のゴールと問い方を図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『つながっている日本と外国』(小学4年・道徳/国際理解、国際親善)
- あらすじ:イタリアから来たガイアと明子は、鳴き声や料理のちがいにおどろき、大笑いします。ナポリタンが日本生まれだと知ったことをきっかけに、二人は日本と外国のつながりを調べはじめます。
- ねらい:外国=自分とちがう遠い国 → 外国は毎日とつながる身近な世界。ちがいもつながりもおもしろい、と思える心が関心を育てる
- おすすめの発問:「ちがい」と「つながり」、どちらに心が動いた?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
つながっている日本と外国のあらすじ(どんなお話?)

イタリアから来たガイアと明子は、鳴き声や料理のちがいにおどろき、大笑いします。ナポリタンが日本生まれだと知ったことをきっかけに、二人は日本と外国のつながりを調べはじめます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、外国を「自分とはちがう遠い世界」と見ています。授業の後は、ちがいをおもしろがり、自分の毎日とつながっていると感じられることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、おどろきのことばが並んで止まりがちです。前半の「ちがい」と後半の「つながり」をくらべると、二人が「もっと知りたい」と思えたわけを、子どもがお話全体から考えます。
4コマで見る「給食のふしぎ」

身近な給食の中にも、外国とのつながりがかくれています。「遠い国の話」が「自分の毎日の話」に変わると、もっと知りたい気持ちが生まれます。お話の考え方を教室に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際理解の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 4年『つながっている日本と外国』【国際理解、国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 前半の「ちがい」と後半の「つながり」をくらべる
- 外国は遠い世界ではなく、毎日とつながっている
- 場面発問より、くらべて全体を問う
『つながっている日本と外国』のよくある質問
Q. 『つながっている日本と外国』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学4年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際親善」です。
Q. 『つながっている日本と外国』のあらすじは?
A. イタリアから来たガイアと明子は、鳴き声や料理のちがいにおどろき、大笑いします。ナポリタンが日本生まれだと知ったことをきっかけに、二人は日本と外国のつながりを調べはじめます。
Q. 『つながっている日本と外国』の授業のねらいは?
A. 外国=自分とちがう遠い国という考えから、外国は毎日とつながる身近な世界という考えへ深めることです。授業の前は、外国を「自分とはちがう遠い世界」と見ています。授業の後は、ちがいをおもしろがり、自分の毎日とつながっていると感じられることがゴールです。
Q. 『つながっている日本と外国』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「ちがい」と「つながり」、どちらに心が動いた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、おどろきのことばが並んで止まりがちです。前半の「ちがい」と後半の「つながり」をくらべると、二人が「もっと知りたい」と思えたわけを、子どもがお話全体から考えます。
Q. 『つながっている日本と外国』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際理解の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












