生命の授業が「命は大切」の言いかえで終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「くちびるに歌をもて」を手がかりにする切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『くちびるに歌をもて』(中学3年・道徳/生命の尊さ)
- あらすじ:遭難という生命の危機に直面した人々の物語です。お嬢さんは極限の状況で歌を歌い続け、マッケンナたちはその歌に励まされ、みなで歌って勇気を出します。その歌が、救助のボートに気づかせることにつながりました。
- ねらい:命=一つしかないから大切 → 命の力を信じぬき生きぬく。歌は、一人では出せない勇気を人から人へ運ぶ
- おすすめの発問:「くちびるに歌をもて」の「歌」とは何だろう?
- 板書:左「命はなぜ大切?」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
くちびるに歌をもてのあらすじ(どんなお話?)

遭難という生命の危機に直面した人々の物語です。お嬢さんは極限の状況で歌を歌い続け、マッケンナたちはその歌に励まされ、みなで歌って勇気を出します。その歌が、救助のボートに気づかせることにつながりました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「命は一つしかないから大切」という理解です。授業の後は、自分の生命の力を信じぬいて生きぬくのだという実感に、生徒自身がたどり着くことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、こわさや安心の気持ちを並べて終わりがちです。題名の「歌」が何を指すかを問うと、極限でも希望を伝え合い、生きぬこうとする力に生徒の目が向きます。
4コマで見る「帰りのバス」

苦しいとき、だれかの小さな声が、みんなの気持ちを持ち上げることがあります。勇気は、人から人へ伝わっていきます。お話の「歌」の力を、部活の帰り道に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に導入の問い「命はなぜ大切?」と生徒の声、中央に中心発問での話し合い、右に生命の尊さをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「くちびるに歌をもて」【生命の尊さ】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 題名の「歌」が何を指すかを問う
- 歌は、希望と勇気を人から人へ運ぶ
- 命の力を信じぬいて、生きぬく
『くちびるに歌をもて』のよくある質問
Q. 『くちびるに歌をもて』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「生命の尊さ」です。
Q. 『くちびるに歌をもて』のあらすじは?
A. 遭難という生命の危機に直面した人々の物語です。お嬢さんは極限の状況で歌を歌い続け、マッケンナたちはその歌に励まされ、みなで歌って勇気を出します。その歌が、救助のボートに気づかせることにつながりました。
Q. 『くちびるに歌をもて』の授業のねらいは?
A. 命=一つしかないから大切という考えから、命の力を信じぬき生きぬくという考えへ深めることです。授業の前は「命は一つしかないから大切」という理解です。授業の後は、自分の生命の力を信じぬいて生きぬくのだという実感に、生徒自身がたどり着くことがゴールです。
Q. 『くちびるに歌をもて』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「くちびるに歌をもて」の「歌」とは何だろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、こわさや安心の気持ちを並べて終わりがちです。題名の「歌」が何を指すかを問うと、極限でも希望を伝え合い、生きぬこうとする力に生徒の目が向きます。
Q. 『くちびるに歌をもて』の板書計画は?
A. 板書は、左に導入の問い「命はなぜ大切?」と生徒の声、中央に中心発問での話し合い、右に生命の尊さをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












