「命は大切」と言えても、なぜ大切かを語れる生徒は少ない、となやんでいませんか。この記事では、題名の「向き合う」ということばを手がかりに、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『命と向き合う』(中学3年・道徳/生命の尊さ)
- あらすじ:生命誌研究者・中村桂子さんの文章です。命を「今ここにいる不思議」「つながり」「終わりがあること」の三つの見方でとらえます。38億年前の細胞までさかのぼるつながりも語られます。
- ねらい:命は大切=知っていること → 命の重みを自分の言葉でつかむ。今ここにいる不思議、つながり、終わり。三つから命の重みを感じる
- おすすめの発問:命と「向き合う」とは、何をすることだろう?
- 板書:左「三つの視点」・中央「命=○○」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
命と向き合うのあらすじ(どんなお話?)

生命誌研究者・中村桂子さんの文章です。命を「今ここにいる不思議」「つながり」「終わりがあること」の三つの見方でとらえます。38億年前の細胞までさかのぼるつながりも語られます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「一つしかないから大切」という知識です。授業の後は、命を自分なりの言葉やたとえで表し、その重みを実感として語れることがゴールです。無理に一つの正解にまとめないのがコツです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

段落ごとに聞くと、文章の内容をなぞる確認になりがちです。題名の「向き合う」に目を向けると、三つの見方を自分の命に重ねて考えはじめ、たとえを使った交流へ自然につながります。
4コマで見る「命のたとえ」

命の大切さは、知っていても言葉にしにくいものです。何かにたとえると、その人なりの命への見方が表れます。題名の「向き合う」を、教室で言葉を探す場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に導入の問いと三つの視点、中央に「命=○○」のたとえを並べ、右で命の重みをとらえ直す3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「命と向き合う」【生命の尊さ】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 題名の「向き合う」を手がかりに読む
- 三つの見方から、命の重みを感じとる
- 正解にまとめず、たとえで実感を語る
『命と向き合う』のよくある質問
Q. 『命と向き合う』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「生命の尊さ」です。
Q. 『命と向き合う』のあらすじは?
A. 生命誌研究者・中村桂子さんの文章です。命を「今ここにいる不思議」「つながり」「終わりがあること」の三つの見方でとらえます。38億年前の細胞までさかのぼるつながりも語られます。
Q. 『命と向き合う』の授業のねらいは?
A. 命は大切=知っていることという考えから、命の重みを自分の言葉でつかむという考えへ深めることです。授業の前は「一つしかないから大切」という知識です。授業の後は、命を自分なりの言葉やたとえで表し、その重みを実感として語れることがゴールです。無理に一つの正解にまとめないのがコツです。
Q. 『命と向き合う』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「命と「向き合う」とは、何をすることだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。段落ごとに聞くと、文章の内容をなぞる確認になりがちです。題名の「向き合う」に目を向けると、三つの見方を自分の命に重ねて考えはじめ、たとえを使った交流へ自然につながります。
Q. 『命と向き合う』の板書計画は?
A. 板書は、左に導入の問いと三つの視点、中央に「命=○○」のたとえを並べ、右で命の重みをとらえ直す3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












