食品ロスの授業が「残さず食べよう」のマナー指導で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、よくある失敗をさけて、社会の一員として消費を見つめ直す授業の流れとゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『まだ食べられるのに』(中学2年・道徳/社会参画、公共の精神)
- あらすじ:この教材は、まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」が、日本で年間約522万トンあることをデータとともに示します。ゴミ収集作業員のことばや「社会の一員」という問いかけから、自分の消費のしかたを見つめ直します。
- ねらい:食品ロス=残さず食べる話 → わたしも社会の一員として消費を選ぶ。一人の小さな選び方が、社会をつくっている
- おすすめの発問:胸を張って「社会の一員」と言えるのは、どんな人?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
まだ食べられるのにのあらすじ(どんなお話?)

この教材は、まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」が、日本で年間約522万トンあることをデータとともに示します。ゴミ収集作業員のことばや「社会の一員」という問いかけから、自分の消費のしかたを見つめ直します。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「食べ物を大切に」というマナーの話です。授業の後は、自分も社会の一員として、どんな消費者でありたいかを自分の言葉で考えられることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

よくある失敗は、数字や対策を確認して「もったいない」で終わることです。社会の一員としてのあり方を問うと、食品ロスが「自分と社会のつながり」の話に変わります。
4コマで見る「給食の残り」

「一人くらい」と思うと、残すことは小さなことに見えます。作り手の顔が見えると、自分の選び方が人や社会につながっていると気づけます。教材の考え方を給食の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に社会参画、公共の精神をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「まだ食べられるのに」【社会参画、公共の精神】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 数字の確認で終わらせない
- 作り手の気持ちまで目を向ける
- 社会の一員として、消費を選ぶ
『まだ食べられるのに』のよくある質問
Q. 『まだ食べられるのに』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「社会参画、公共の精神」です。
Q. 『まだ食べられるのに』のあらすじは?
A. この教材は、まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」が、日本で年間約522万トンあることをデータとともに示します。ゴミ収集作業員のことばや「社会の一員」という問いかけから、自分の消費のしかたを見つめ直します。
Q. 『まだ食べられるのに』の授業のねらいは?
A. 食品ロス=残さず食べる話という考えから、わたしも社会の一員として消費を選ぶという考えへ深めることです。授業の前は「食べ物を大切に」というマナーの話です。授業の後は、自分も社会の一員として、どんな消費者でありたいかを自分の言葉で考えられることがゴールです。
Q. 『まだ食べられるのに』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「胸を張って「社会の一員」と言えるのは、どんな人?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。よくある失敗は、数字や対策を確認して「もったいない」で終わることです。社会の一員としてのあり方を問うと、食品ロスが「自分と社会のつながり」の話に変わります。
Q. 『まだ食べられるのに』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に社会参画、公共の精神をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












