命の授業が「命は大切」の確認で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、Aちゃんの命の流れと自分の命の流れをくらべる切り口から、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『つながる命』(中学2年・道徳/生命の尊さ)
- あらすじ:新聞記事を扱う教材です。脳死と判定された6歳未満のAちゃんの家族が、臓器提供を決断するまでの思いがつづられています。Aちゃんの命は両親から受け継がれ、臓器提供によって別の子へと受け継がれていきます。
- ねらい:命は大切=一つしかないから → 命は大切つながっているから。命は親から自分へ、そして次の人へと、たくさんの人とつながる
- おすすめの発問:Aちゃんの命の線と、自分の線、どこが似ている?
- 板書:左「Aちゃんの命」・中央「命はつながる?」・右「自分の命」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
つながる命のあらすじ(どんなお話?)

新聞記事を扱う教材です。脳死と判定された6歳未満のAちゃんの家族が、臓器提供を決断するまでの思いがつづられています。Aちゃんの命は両親から受け継がれ、臓器提供によって別の子へと受け継がれていきます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「一つしかないから大切」という、漠然とした理解です。授業の後は、命がたくさんの人とつながっているから大切なのだと、実感をもって納得し直すことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「つらい決断だった」で止まりがちです。Aちゃんの命の流れと自分の命の流れをくらべると、自分も命のリレーの一員だと気づき、教材が自分ごとになります。
4コマで見る「家族の写真」

家族の写真を見ると、命が人から人へとつながってきたことに気づきます。自分も命のリレーの一員だと感じると、「命は大切」の意味が少し変わります。
板書計画は3つのエリア

左にAちゃんの命の流れ、右に自分の命の流れを矢印で示し、中央に命はつながっているのかという問いと意見を書きます。板書の全体は、note の指導案で紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「つながる命」【生命の尊さ】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- Aちゃんの命と自分の命の流れをくらべる
- 「つらい決断」で止めずに考える
- 命はたくさんの人とつながっているから大切
『つながる命』のよくある質問
Q. 『つながる命』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「生命の尊さ」です。
Q. 『つながる命』のあらすじは?
A. 新聞記事を扱う教材です。脳死と判定された6歳未満のAちゃんの家族が、臓器提供を決断するまでの思いがつづられています。Aちゃんの命は両親から受け継がれ、臓器提供によって別の子へと受け継がれていきます。
Q. 『つながる命』の授業のねらいは?
A. 命は大切=一つしかないからという考えから、命は大切つながっているからという考えへ深めることです。授業の前は「一つしかないから大切」という、漠然とした理解です。授業の後は、命がたくさんの人とつながっているから大切なのだと、実感をもって納得し直すことがゴールです。
Q. 『つながる命』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「Aちゃんの命の線と、自分の線、どこが似ている?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「つらい決断だった」で止まりがちです。Aちゃんの命の流れと自分の命の流れをくらべると、自分も命のリレーの一員だと気づき、教材が自分ごとになります。
Q. 『つながる命』の板書計画は?
A. 左にAちゃんの命の流れ、右に自分の命の流れを矢印で示し、中央に命はつながっているのかという問いと意見を書きます。板書の全体は、note の指導案で紹介しています。












