社会参画の授業が「選挙に行こう」という呼びかけで終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では『未来の日本へデビュー』を学級経営につなげる切り口で、教材の流れと授業のゴール、問いの立て方を図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『未来の日本へデビュー』(中学3年・道徳/社会参画、公共の精神)
- あらすじ:十八歳から選挙に参加できるようになったことを受け、教材はまず戸惑う中学生の声を紹介します。続いて、生徒会で声を上げた高校生など、社会と関わる人たちの言葉が並びます。中学生たちは、選挙や政治を自分に関わることとして捉え直していきます。
- ねらい:社会参画=選挙に行くこと → 社会をつくる当事者は自分。投票だけでなく、身近な場で声を上げることも社会への参画になる
- おすすめの発問:このクラスの「一票」は、どこにあるだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
未来の日本へデビューのあらすじ(どんなお話?)

十八歳から選挙に参加できるようになったことを受け、教材はまず戸惑う中学生の声を紹介します。続いて、生徒会で声を上げた高校生など、社会と関わる人たちの言葉が並びます。中学生たちは、選挙や政治を自分に関わることとして捉え直していきます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前、社会参画は「選挙に行くこと」です。授業の後は、よりよい社会をつくる当事者は自分自身であり、学校や身近な場での小さな関わりも社会参画だと気づけることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「選挙は大切」という正解探しになりがちです。自分たちのクラスで「一票」にあたるものは何かを問うと、社会参画が遠い未来の話ではなく、今の学級の話になります。
4コマで見る「学級会の一票」

学級の話し合いでも、「どうせ変わらない」と思うと声は出なくなります。一人一人の意見が形になると、自分もクラスをつくる一人だと感じられます。お話の考え方を、学級会の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に社会参画の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「未来の日本へデビュー」【社会参画、公共の精神】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 学級の話し合いを社会参画として考える
- 社会をつくる当事者は自分自身
- 「選挙に行くべき」を押しつけない
『未来の日本へデビュー』のよくある質問
Q. 『未来の日本へデビュー』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「社会参画、公共の精神」です。
Q. 『未来の日本へデビュー』のあらすじは?
A. 十八歳から選挙に参加できるようになったことを受け、教材はまず戸惑う中学生の声を紹介します。続いて、生徒会で声を上げた高校生など、社会と関わる人たちの言葉が並びます。中学生たちは、選挙や政治を自分に関わることとして捉え直していきます。
Q. 『未来の日本へデビュー』の授業のねらいは?
A. 社会参画=選挙に行くことという考えから、社会をつくる当事者は自分という考えへ深めることです。授業の前、社会参画は「選挙に行くこと」です。授業の後は、よりよい社会をつくる当事者は自分自身であり、学校や身近な場での小さな関わりも社会参画だと気づけることがゴールです。
Q. 『未来の日本へデビュー』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「このクラスの「一票」は、どこにあるだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「選挙は大切」という正解探しになりがちです。自分たちのクラスで「一票」にあたるものは何かを問うと、社会参画が遠い未来の話ではなく、今の学級の話になります。
Q. 『未来の日本へデビュー』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に社会参画の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












