監視カメラの授業が、賛成・反対の討論だけで終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、「もしカメラがなかったら」という切り口から、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『住みよい社会に』(中学2年・道徳/社会参画、公共の精神)
- あらすじ:身の回りには、コンビニや駅、通学路など、多くの場所に監視カメラがあります。校門にカメラを置く学校もあり、だれが、だれのために設置を決めたのかを見直すと、安心する人と見られて嫌な人の両方がいると気づきます。
- ねらい:マナー=見られているから守る → 自分たちの社会だから守る。秩序ある社会は監視ではなく、一人ひとりの公共の精神が支えている
- おすすめの発問:もしカメラが一台もなかったら、守れる?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
住みよい社会にのあらすじ(どんなお話?)

身の回りには、コンビニや駅、通学路など、多くの場所に監視カメラがあります。校門にカメラを置く学校もあり、だれが、だれのために設置を決めたのかを見直すと、安心する人と見られて嫌な人の両方がいると気づきます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「カメラがあればマナーも守られる」という考えです。授業の後は、マナーは見られているからではなく、自分たちの社会だから守るものだと気づき、社会を支える一員として自分を見つめるのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

メリットとデメリットを並べるだけでは、賛成・反対の言い合いで終わりがちです。もしカメラがなかったらと問うと、マナーを支えているのが監視なのか、一人ひとりの心なのかが見えてきます。
4コマで見る「公園のごみ」

見張りがないとマナーがゆるみ、「カメラをつければいい」と考えがちです。「自分たちの場所だ」と感じたとき、見られていなくても守る気持ちが生まれます。
板書計画は3つのエリア

左に「カメラがあれば安心」という今の考え、中央にあらゆる場所を監視カメラで見張ることが本当に必要かを問う中心発問、右に公共の精神のとらえ直しを置きます。板書の全体は、note の指導案で紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「住みよい社会に」【社会参画、公共の精神】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「もしカメラがなかったら」と考える
- マナーは見られているから守るのか
- 社会を支えるのは、一人ひとりの公共の精神
『住みよい社会に』のよくある質問
Q. 『住みよい社会に』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「社会参画、公共の精神」です。
Q. 『住みよい社会に』のあらすじは?
A. 身の回りには、コンビニや駅、通学路など、多くの場所に監視カメラがあります。校門にカメラを置く学校もあり、だれが、だれのために設置を決めたのかを見直すと、安心する人と見られて嫌な人の両方がいると気づきます。
Q. 『住みよい社会に』の授業のねらいは?
A. マナー=見られているから守るという考えから、自分たちの社会だから守るという考えへ深めることです。授業の前は「カメラがあればマナーも守られる」という考えです。授業の後は、マナーは見られているからではなく、自分たちの社会だから守るものだと気づき、社会を支える一員として自分を見つめるのがゴールです。
Q. 『住みよい社会に』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もしカメラが一台もなかったら、守れる?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。メリットとデメリットを並べるだけでは、賛成・反対の言い合いで終わりがちです。もしカメラがなかったらと問うと、マナーを支えているのが監視なのか、一人ひとりの心なのかが見えてきます。
Q. 『住みよい社会に』の板書計画は?
A. 左に「カメラがあれば安心」という今の考え、中央にあらゆる場所を監視カメラで見張ることが本当に必要かを問う中心発問、右に公共の精神のとらえ直しを置きます。板書の全体は、note の指導案で紹介しています。












