よりよく生きる喜びの授業が「すごい選手だね」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、自分を励ます前半と人を励ます後半をくらべて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『スポーツの力』(小学6年・道徳/よりよく生きる喜び)
- あらすじ:佐藤真海さんは二十歳のとき、病気で足を切断します。絶望の中で出会ったスポーツで自信を取り戻し、アテネパラリンピックに出場します。故郷の宮城県が東日本大震災で被災すると、スポーツの力で地元を励ます活動を続けます。
- ねらい:すごい人だから立ち上がれた → 強さと気高さは自分の中にもある。心の強さや気高さは特別な人だけでなく、だれの中にもある
- おすすめの発問:自分を励ます佐藤さんと、人を励ます佐藤さんのちがいは?
- 板書:左「元気の源は何か」・中央「自分⇔人を励ます」・右「強さは誰にでもある」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
スポーツの力のあらすじ(どんなお話?)

佐藤真海さんは二十歳のとき、病気で足を切断します。絶望の中で出会ったスポーツで自信を取り戻し、アテネパラリンピックに出場します。故郷の宮城県が東日本大震災で被災すると、スポーツの力で地元を励ます活動を続けます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「佐藤さんは特別な人」という見方です。授業の後は、困難を乗り越えて人を励ます心の強さや気高さは、偉人だけのものではなく自分の中にもあると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、すごさの確認で終わりがちです。前半は自分を奮い立たせ、後半は人を励ます。思いの向かう先が広がったことをくらべると、心の強さの中身に迫れます。
4コマで見る「励ましのリレー」

励まされて元気になった人は、今度はだれかを励ます側になれます。自分の中にある強さに気づくと、思いは人へと広がっていきます。
板書計画は3つのエリア

左に「元気の源は何か」という課題、中央に自分を奮い立たせる前半と人を励ます後半、右に強さと気高さはだれにでもあることを書きます。くわしい流れはnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『スポーツの力』【よりよく生きる喜び】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「すごい人」で終わらせない
- 自分から人へ、思いの広がりをくらべる
- 強さと気高さは自分の中にもある
『スポーツの力』のよくある質問
Q. 『スポーツの力』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「よりよく生きる喜び」です。
Q. 『スポーツの力』のあらすじは?
A. 佐藤真海さんは二十歳のとき、病気で足を切断します。絶望の中で出会ったスポーツで自信を取り戻し、アテネパラリンピックに出場します。故郷の宮城県が東日本大震災で被災すると、スポーツの力で地元を励ます活動を続けます。
Q. 『スポーツの力』の授業のねらいは?
A. すごい人だから立ち上がれたという考えから、強さと気高さは自分の中にもあるという考えへ深めることです。授業の前は「佐藤さんは特別な人」という見方です。授業の後は、困難を乗り越えて人を励ます心の強さや気高さは、偉人だけのものではなく自分の中にもあると気づくことがゴールです。
Q. 『スポーツの力』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「自分を励ます佐藤さんと、人を励ます佐藤さんのちがいは?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、すごさの確認で終わりがちです。前半は自分を奮い立たせ、後半は人を励ます。思いの向かう先が広がったことをくらべると、心の強さの中身に迫れます。
Q. 『スポーツの力』の板書計画は?
A. 左に「元気の源は何か」という課題、中央に自分を奮い立たせる前半と人を励ます後半、右に強さと気高さはだれにでもあることを書きます。くわしい流れはnoteで紹介しています。












