選挙の授業が「投票は大切」というお説教で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、「友達だから」で選ぶというよくある失敗から、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『選ぶということ』(中学1年・道徳/社会参画、公共の精神)
- あらすじ:生徒会役員改選を前に、クラスの代表を選ぶ選挙が開かれます。「友達に投票すればいい」と考えていた主人公は、担任の言葉と三人の演説に揺れ、「投票しない」という声も聞く中で、思いきって手を上げます。
- ねらい:投票=仲のいい人を選ぶこと → 一票は意思を託すこと選ぶ側にも責任がある。代表を選ぶことは、集団の一員として自分の意思を託すこと
- おすすめの発問:「友達だから」の一票は、いけないこと?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
選ぶということのあらすじ(どんなお話?)

生徒会役員改選を前に、クラスの代表を選ぶ選挙が開かれます。「友達に投票すればいい」と考えていた主人公は、担任の言葉と三人の演説に揺れ、「投票しない」という声も聞く中で、思いきって手を上げます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「自分一人の一票では変わらない」という考えです。授業の後は、一票は意思を託す行為であり、選ぶ側にも責任が生まれると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「ちゃんと選ぼう」という決意で終わりがちです。「友達だから」の一票を入り口にすると、何を基準に選ぶのか、選ぶ側の責任とは何かを、自分ごととして考えられます。
4コマで見る「リーダー選び」

学級の選挙でも「だれでもいい」「仲がいいから」で決めてしまうことはよくあります。候補の思いを聞いて選ぶと、決まったことを自分ごととして受け止められます。
板書計画は3つのエリア

左に「友達だから」で選ぶ今の考え、中央に代表を選ぶ意味を問う中心発問、右に一票と責任のとらえ直しを置きます。三人の候補を比べる板書の全体は、note の指導案で紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「選ぶということ」【社会参画、公共の精神】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「友達だから」の一票を入り口に考える
- 「ちゃんと選ぼう」の決意で終わらせない
- 一票は意思を託すこと、選ぶ側にも責任がある
『選ぶということ』のよくある質問
Q. 『選ぶということ』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「社会参画、公共の精神」です。
Q. 『選ぶということ』のあらすじは?
A. 生徒会役員改選を前に、クラスの代表を選ぶ選挙が開かれます。「友達に投票すればいい」と考えていた主人公は、担任の言葉と三人の演説に揺れ、「投票しない」という声も聞く中で、思いきって手を上げます。
Q. 『選ぶということ』の授業のねらいは?
A. 投票=仲のいい人を選ぶことという考えから、一票は意思を託すこと選ぶ側にも責任があるという考えへ深めることです。授業の前は「自分一人の一票では変わらない」という考えです。授業の後は、一票は意思を託す行為であり、選ぶ側にも責任が生まれると気づくことがゴールです。
Q. 『選ぶということ』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「友達だから」の一票は、いけないこと?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「ちゃんと選ぼう」という決意で終わりがちです。「友達だから」の一票を入り口にすると、何を基準に選ぶのか、選ぶ側の責任とは何かを、自分ごととして考えられます。
Q. 『選ぶということ』の板書計画は?
A. 左に「友達だから」で選ぶ今の考え、中央に代表を選ぶ意味を問う中心発問、右に一票と責任のとらえ直しを置きます。三人の候補を比べる板書の全体は、note の指導案で紹介しています。












