自然愛護の授業が「ごみを拾おう」の確認で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、「もし火が消えなかったら」という問いを手がかりに、短いお話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ハチドリのひとしずく』(小学3年・道徳/自然愛護)
- あらすじ:森が火事になり、生き物たちはわれ先ににげていきます。ハチドリのクリキンディだけは、くちばしで水を一てきずつ運び、わらわれても「自分にできることをしているだけ」と答えます。火が消えたかどうかは、書かれていません。
- ねらい:自然を守る=ごみを拾うこと → 結果より自分にできることをする心。火が消えるかどうかより、森を思って動く心に目を向ける
- おすすめの発問:もし火が消えなかったら、水を運んだのは、むだ?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ハチドリのひとしずくのあらすじ(どんなお話?)

森が火事になり、生き物たちはわれ先ににげていきます。ハチドリのクリキンディだけは、くちばしで水を一てきずつ運び、わらわれても「自分にできることをしているだけ」と答えます。火が消えたかどうかは、書かれていません。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「自然を守る=ごみ拾い」のような行動の確認になりがちです。授業の後は、結果が見えなくても自分にできることをしようとする心の大切さに気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、気持ちのことばを並べて終わりがちです。「もし火が消えなかったら」と書かれていない結末を考えると、結果より心に目を向けた話し合いになります。
4コマで見る「ひとしずくの力」

一人の小さな行動は、むだに見えることがあります。それでも自分にできることを続ける姿が、まわりの心を動かす場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に自然を大切にする心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 3年『ハチドリのひとしずく』【自然愛護】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「もし火が消えなかったら」で心に目が向く
- 自然を守るとは、結果より自分にできること
- 場面発問より、書かれない結末を問う
『ハチドリのひとしずく』のよくある質問
Q. 『ハチドリのひとしずく』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学3年の道徳の教材で、内容項目は「自然愛護」です。
Q. 『ハチドリのひとしずく』のあらすじは?
A. 森が火事になり、生き物たちはわれ先ににげていきます。ハチドリのクリキンディだけは、くちばしで水を一てきずつ運び、わらわれても「自分にできることをしているだけ」と答えます。火が消えたかどうかは、書かれていません。
Q. 『ハチドリのひとしずく』の授業のねらいは?
A. 自然を守る=ごみを拾うことという考えから、結果より自分にできることをする心という考えへ深めることです。授業の前は「自然を守る=ごみ拾い」のような行動の確認になりがちです。授業の後は、結果が見えなくても自分にできることをしようとする心の大切さに気づくことがゴールです。
Q. 『ハチドリのひとしずく』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もし火が消えなかったら、水を運んだのは、むだ?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、気持ちのことばを並べて終わりがちです。「もし火が消えなかったら」と書かれていない結末を考えると、結果より心に目を向けた話し合いになります。
Q. 『ハチドリのひとしずく』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に自然を大切にする心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












