人物教材が「ディズニーはすごい」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、ふつうの見方とウォルトの見方をくらべる切り口から、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ウォルト・ディズニー』(小学1年・道徳/自然愛護)
- あらすじ:育てたいちごをりすに食べられても、ウォルトは「りすは市場には行けない」と笑います。子どものころ農園で動物と遊んで育ったウォルトは、人々にきらわれるねずみから、やさしいミッキーマウスを生み出しました。
- ねらい:動物がすき=かわいいから → 動物の立場で考えるやさしさ。相手が動物でも、その立場になって考える心が、やさしく接する力になる
- おすすめの発問:ふつうの人とウォルト、りすの見方はどうちがう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ウォルト・ディズニーのあらすじ(どんなお話?)

育てたいちごをりすに食べられても、ウォルトは「りすは市場には行けない」と笑います。子どものころ農園で動物と遊んで育ったウォルトは、人々にきらわれるねずみから、やさしいミッキーマウスを生み出しました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「かわいい動物がすき」という気持ちです。授業の後は、動物の立場になって考える心が自分にもあると気づき、生き物にやさしく接したいと思えることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、ウォルトのすごさをほめて終わりがちです。ふつうの見方とウォルトの見方をくらべると、動物の立場になって考えるやさしさが、子どもにも見えてきます。
4コマで見る「花だんの虫」

生き物の側に立ってみると、いやだと思った相手にもやさしくなれます。ウォルトのりすへのまなざしを、教室の花だんに置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に動植物へのやさしさをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 1年『ウォルト・ディズニー』【自然愛護】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- ふつうの見方とウォルトの見方をくらべる
- 動物の立場で考える心がやさしさになる
- 人物のすごさより、見方のちがいを問う
『ウォルト・ディズニー』のよくある質問
Q. 『ウォルト・ディズニー』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学1年の道徳の教材で、内容項目は「自然愛護」です。
Q. 『ウォルト・ディズニー』のあらすじは?
A. 育てたいちごをりすに食べられても、ウォルトは「りすは市場には行けない」と笑います。子どものころ農園で動物と遊んで育ったウォルトは、人々にきらわれるねずみから、やさしいミッキーマウスを生み出しました。
Q. 『ウォルト・ディズニー』の授業のねらいは?
A. 動物がすき=かわいいからという考えから、動物の立場で考えるやさしさという考えへ深めることです。授業の前は「かわいい動物がすき」という気持ちです。授業の後は、動物の立場になって考える心が自分にもあると気づき、生き物にやさしく接したいと思えることがゴールです。
Q. 『ウォルト・ディズニー』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「ふつうの人とウォルト、りすの見方はどうちがう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、ウォルトのすごさをほめて終わりがちです。ふつうの見方とウォルトの見方をくらべると、動物の立場になって考えるやさしさが、子どもにも見えてきます。
Q. 『ウォルト・ディズニー』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に動植物へのやさしさをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












