登場人物のいない写真教材は、何を問えばいいか迷いますよね。この記事では、雪の結晶の写真を見くらべる切り口で、子どもの心が動いた事実に、子ども自身が気づく授業の流れを図で紹介します。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『きらきら』(小学2年・道徳/感動、畏敬の念)
- あらすじ:物語ではなく、雪の結晶を写した写真の教材です。六角形を基本に、枝分かれしたもの、星のようなもの、板や柱のようなものが並びます。どれひとつ同じ形はなく、子どもは見て感じる体験を重ねます。
- ねらい:きれい=人がつくったもの → だれもつくらない美しさに心が動く。自然がつくる美しさにふれ、「うわぁ」と動いた心に気づく
- おすすめの発問:いろいろな結晶を見くらべて、心はどう動いた?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
きらきらのあらすじ(どんなお話?)

物語ではなく、雪の結晶を写した写真の教材です。六角形を基本に、枝分かれしたもの、星のようなもの、板や柱のようなものが並びます。どれひとつ同じ形はなく、子どもは見て感じる体験を重ねます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、きれいなものはだれかがつくったものだという素朴な考えです。授業の後は、自然がつくる美しさに心が動いた自分に気づけることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

1枚ずつ聞くと、形の説明や理科の話に流れがちです。見くらべて「心はどう動いた?」と問うと、子どもは写真全体を味わいながら、自分の心の動きに目を向けはじめます。
4コマで見る「校庭の霜柱」

美しいものは、足を止めたときに見つかります。友だちのひとことで見つめた自然に、思わず心が動きます。雪の結晶の「うわぁ」を、冬の校庭の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に心が動いたことをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 2年『きらきら』【感動、畏敬の念】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 結晶を見くらべ、心の動きに気づかせる
- 理科の説明や行動目標で締めない
- 感動は言葉にさせず、味わう時間をとる
『きらきら』のよくある質問
Q. 『きらきら』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学2年の道徳の教材で、内容項目は「感動、畏敬の念」です。
Q. 『きらきら』のあらすじは?
A. 物語ではなく、雪の結晶を写した写真の教材です。六角形を基本に、枝分かれしたもの、星のようなもの、板や柱のようなものが並びます。どれひとつ同じ形はなく、子どもは見て感じる体験を重ねます。
Q. 『きらきら』の授業のねらいは?
A. きれい=人がつくったものという考えから、だれもつくらない美しさに心が動くという考えへ深めることです。授業の前は、きれいなものはだれかがつくったものだという素朴な考えです。授業の後は、自然がつくる美しさに心が動いた自分に気づけることがゴールです。
Q. 『きらきら』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「いろいろな結晶を見くらべて、心はどう動いた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。1枚ずつ聞くと、形の説明や理科の話に流れがちです。見くらべて「心はどう動いた?」と問うと、子どもは写真全体を味わいながら、自分の心の動きに目を向けはじめます。
Q. 『きらきら』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に心が動いたことをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












