国際理解の授業が「外国っておもしろいね」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、教材に出てくる3つのくらべっこを順にたどり、ちがいの奥にあるものに目を向ける授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『くらべてみよう 日本とせかい』(小学2年・道徳/国際理解、国際親善)
- あらすじ:教材は、日本のはしと中国・韓国のはしをくらべるところから始まります。次にじゃんけん、さいごに世界の「ありがとう」をくらべます。ことばの音はちがっても、感謝を伝える気持ちは同じだと気づきます。
- ねらい:外国=ふしぎな国 → ちがいを知るとどちらのよさも見える。ちがいに気づくと、日本のよさにも世界のよさにも気づける
- おすすめの発問:ちがうものの中に同じものはあるかな?
- 板書:左「くらべたちがい」・中央「ちがいを知るよさ」・右「気づいたよさ」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
くらべてみよう 日本とせかいのあらすじ(どんなお話?)

教材は、日本のはしと中国・韓国のはしをくらべるところから始まります。次にじゃんけん、さいごに世界の「ありがとう」をくらべます。ことばの音はちがっても、感謝を伝える気持ちは同じだと気づきます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「外国はふしぎ」という見方です。授業の後は、ちがいを知ることで、日本と世界それぞれのよさを大切にしようと思えることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

ひとつずつ感想を聞くと、「へんなの」で止まりがちです。3つをくらべて同じものをさがすと、ちがいの奥にある気持ちに子どもが目を向けはじめます。
4コマで見る「ルールちがい」

ちがいに出会うと、まず「まちがい」と思いがちです。ならべてくらべると、どちらにもよさがあると気づけます。教材の「くらべる」を、遊びのルールの場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左にはし・じゃんけん・ことばのちがい、中央に中心発問、右に「なかよくできる」「日本のよさ」などの気づきを置きます。問い返しの例はnoteでくわしく紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 2年『くらべてみよう 日本とせかい』【国際理解、国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- はし・じゃんけん・ことばを順にくらべる
- ちがいの奥にある「同じ気持ち」に気づく
- 「へんなの」で止めず、よさを見つける
『くらべてみよう 日本とせかい』のよくある質問
Q. 『くらべてみよう 日本とせかい』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学2年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際親善」です。
Q. 『くらべてみよう 日本とせかい』のあらすじは?
A. 教材は、日本のはしと中国・韓国のはしをくらべるところから始まります。次にじゃんけん、さいごに世界の「ありがとう」をくらべます。ことばの音はちがっても、感謝を伝える気持ちは同じだと気づきます。
Q. 『くらべてみよう 日本とせかい』の授業のねらいは?
A. 外国=ふしぎな国という考えから、ちがいを知るとどちらのよさも見えるという考えへ深めることです。授業の前は「外国はふしぎ」という見方です。授業の後は、ちがいを知ることで、日本と世界それぞれのよさを大切にしようと思えることがゴールです。
Q. 『くらべてみよう 日本とせかい』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「ちがうものの中に同じものはあるかな?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。ひとつずつ感想を聞くと、「へんなの」で止まりがちです。3つをくらべて同じものをさがすと、ちがいの奥にある気持ちに子どもが目を向けはじめます。
Q. 『くらべてみよう 日本とせかい』の板書計画は?
A. 板書は、左にはし・じゃんけん・ことばのちがい、中央に中心発問、右に「なかよくできる」「日本のよさ」などの気づきを置きます。問い返しの例はnoteでくわしく紹介しています。












