命の授業が「命は大切です」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、同じ思い出なのに、悲しい気持ちが温かい気持ちに変わっていく前と後に注目して、授業のゴールと発問のコツを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『おばあちゃんとの思い出』(小学4年・道徳/生命の尊さ)
- あらすじ:つよしは、ずっといっしょにくらしたおばあちゃんを去年の夏になくし、なみだが止まりませんでした。日がたつと、思い出すと温かい気持ちにもなることに気づきます。お父さんは、命はなくなってもきおくの中でつよしをささえていると話します。
- ねらい:命=なくなったら終わり → 命は 思い出の中でささえつづける。命は人と人とのつながりの中で、ささえ合っている
- おすすめの発問:同じ思い出なのになぜ温かく変わった?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
おばあちゃんとの思い出のあらすじ(どんなお話?)

つよしは、ずっといっしょにくらしたおばあちゃんを去年の夏になくし、なみだが止まりませんでした。日がたつと、思い出すと温かい気持ちにもなることに気づきます。お父さんは、命はなくなってもきおくの中でつよしをささえていると話します。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「命はなくなったら終わり」と考えがちです。授業の後は、命のかけがえのなさとともに、命が思い出や言葉を通して、人と人とのつながりの中でささえ合っていると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、気持ちの言葉が並ぶだけになりがちです。前と後で同じ思い出の感じ方が変わったことに目を向けると、命が今もつよしの中でささえていることが見えてきます。身近な人をなくした子への配慮も忘れずに。
4コマで見る「ささえる言葉」

会えなくなった人の言葉が、今の自分をささえてくれることがあります。思い出が力になる場面を、身近な友だちとの別れに置きかえました。授業では、子どもの家庭の状況にも気を配りましょう。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に生命の尊さをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と問い返しは、noteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 4年『おばあちゃんとの思い出』【生命の尊さ】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 悲しい思い出が温かくなる前と後に注目
- 命は思い出や言葉を通してつながる
- 身近な人をなくした子への配慮を忘れない
『おばあちゃんとの思い出』のよくある質問
Q. 『おばあちゃんとの思い出』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学4年の道徳の教材で、内容項目は「生命の尊さ」です。
Q. 『おばあちゃんとの思い出』のあらすじは?
A. つよしは、ずっといっしょにくらしたおばあちゃんを去年の夏になくし、なみだが止まりませんでした。日がたつと、思い出すと温かい気持ちにもなることに気づきます。お父さんは、命はなくなってもきおくの中でつよしをささえていると話します。
Q. 『おばあちゃんとの思い出』の授業のねらいは?
A. 命=なくなったら終わりという考えから、命は 思い出の中でささえつづけるという考えへ深めることです。授業の前は「命はなくなったら終わり」と考えがちです。授業の後は、命のかけがえのなさとともに、命が思い出や言葉を通して、人と人とのつながりの中でささえ合っていると気づくことがゴールです。
Q. 『おばあちゃんとの思い出』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「同じ思い出なのになぜ温かく変わった?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、気持ちの言葉が並ぶだけになりがちです。前と後で同じ思い出の感じ方が変わったことに目を向けると、命が今もつよしの中でささえていることが見えてきます。身近な人をなくした子への配慮も忘れずに。
Q. 『おばあちゃんとの思い出』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に生命の尊さをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と問い返しは、noteで紹介しています。











