友情の授業が「SNSは気をつけよう」の注意で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、三対一の中でリカをかばい続けた樹里という見落とされがちな人物から、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ゴール』(中学2年・道徳/友情、信頼)
- あらすじ:バスケットボール部の二年生五人は、練習試合の負けをきっかけに、メッセージアプリで言葉をすれちがわせます。リカをかばう樹里との対立や、三人だけのグループでの陰口も生まれます。リカの事情を知った五人は、言葉を見つめ直します。
- ねらい:友情=いつも仲がよいこと → すれちがったとき直接向き合うこと。心がすれちがったときこそ、勇気をもって向き合い結び直す
- おすすめの発問:三対一の中で、樹里は何を大切にしていたのだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ゴールのあらすじ(どんなお話?)

バスケットボール部の二年生五人は、練習試合の負けをきっかけに、メッセージアプリで言葉をすれちがわせます。リカをかばう樹里との対立や、三人だけのグループでの陰口も生まれます。リカの事情を知った五人は、言葉を見つめ直します。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「友情はいつも仲がよいこと」という考えです。授業の後は、心がすれちがったときこそ、勇気をもって直接向き合い、関係を結び直そうとすることが友情だと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、SNSの使い方の注意で終わりがちです。三対一の中でリカをかばい続けた樹里に目を向けて問うと、友情を支える心が見えてきます。
4コマで見る「グループ会話」

顔の見えないやり取りでは、同じ気持ちの人とつながって言葉が強くなりがちです。立ち止まって直接向き合うと、関係を結び直せます。教材の考え方を部活のグループ会話に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に友情、信頼をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「ゴール」【友情、信頼】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- リカをかばった樹里に目を向ける
- 文字の言葉は、強くなりやすい
- すれちがいには、直接向き合う
『ゴール』のよくある質問
Q. 『ゴール』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「友情、信頼」です。
Q. 『ゴール』のあらすじは?
A. バスケットボール部の二年生五人は、練習試合の負けをきっかけに、メッセージアプリで言葉をすれちがわせます。リカをかばう樹里との対立や、三人だけのグループでの陰口も生まれます。リカの事情を知った五人は、言葉を見つめ直します。
Q. 『ゴール』の授業のねらいは?
A. 友情=いつも仲がよいことという考えから、すれちがったとき直接向き合うことという考えへ深めることです。授業の前は「友情はいつも仲がよいこと」という考えです。授業の後は、心がすれちがったときこそ、勇気をもって直接向き合い、関係を結び直そうとすることが友情だと気づくことがゴールです。
Q. 『ゴール』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「三対一の中で、樹里は何を大切にしていたのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、SNSの使い方の注意で終わりがちです。三対一の中でリカをかばい続けた樹里に目を向けて問うと、友情を支える心が見えてきます。
Q. 『ゴール』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に友情、信頼をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












