この教材の授業が、宇宙の知識を学ぶ時間になってしまった、という失敗はありませんか。この記事では、そのよくある失敗を手がかりに、心を扱う授業にするための教材の流れとゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ハッチを開けて、知らない世界へ』(中学3年・道徳/感動、 畏敬の念)
- あらすじ:子どものころ宇宙にあこがれた野口さんは、宇宙を目指し、実際に宇宙へ行きます。音も空気もない命のない場所で、野口さんはかえって生命を強く感じました。その心の動きを扱う教材です。
- ねらい:感動=宇宙はすごいと知ること → 美しいものに素直に心を動かす自分がいる。命のない場所だからこそ、地球や生命の尊さがきわだつ
- おすすめの発問:知識ではなく、野口さんの心を動かしたものは何?
- 板書:左「宇宙のイメージ」・中央「命のない場所で」・右「感動する心」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ハッチを開けて、知らない世界へのあらすじ(どんなお話?)

子どものころ宇宙にあこがれた野口さんは、宇宙を目指し、実際に宇宙へ行きます。音も空気もない命のない場所で、野口さんはかえって生命を強く感じました。その心の動きを扱う教材です。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、感動を「宇宙は広くてすごい」という知識の驚きで考えがちです。授業の後は、美しいものや人の力をこえたものに素直に心を動かす自分に気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

事実の確認ばかりだと、宇宙の知識の授業や人物賞賛で終わりがちです。野口さんの心を動かしたものを問うと、命のない場所で感じた生命の尊さに迫れます。終末は無理にまとめません。
4コマで見る「帰り道の空」

美しいものに心を動かす瞬間は、宇宙でなくても日常にあります。その瞬間に気づく心そのものが、感動や畏敬の念の入り口です。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に導入で出た宇宙のイメージ、中央に命のない宇宙と生き生きとした地球・生命の対比、右に「感動する心」を置き、無理にまとめず余韻を残します。全体はnoteの指導案で紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「ハッチを開けて、知らない世界へ」【感動、 畏敬の念】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 宇宙の知識の授業にしない
- 命のない場所で感じた生命を問う
- 美しいものに心を動かす自分に気づく
『ハッチを開けて、知らない世界へ』のよくある質問
Q. 『ハッチを開けて、知らない世界へ』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「感動、 畏敬の念」です。
Q. 『ハッチを開けて、知らない世界へ』のあらすじは?
A. 子どものころ宇宙にあこがれた野口さんは、宇宙を目指し、実際に宇宙へ行きます。音も空気もない命のない場所で、野口さんはかえって生命を強く感じました。その心の動きを扱う教材です。
Q. 『ハッチを開けて、知らない世界へ』の授業のねらいは?
A. 感動=宇宙はすごいと知ることという考えから、美しいものに素直に心を動かす自分がいるという考えへ深めることです。授業の前は、感動を「宇宙は広くてすごい」という知識の驚きで考えがちです。授業の後は、美しいものや人の力をこえたものに素直に心を動かす自分に気づくことがゴールです。
Q. 『ハッチを開けて、知らない世界へ』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「知識ではなく、野口さんの心を動かしたものは何?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。事実の確認ばかりだと、宇宙の知識の授業や人物賞賛で終わりがちです。野口さんの心を動かしたものを問うと、命のない場所で感じた生命の尊さに迫れます。終末は無理にまとめません。
Q. 『ハッチを開けて、知らない世界へ』の板書計画は?
A. 板書は、左に導入で出た宇宙のイメージ、中央に命のない宇宙と生き生きとした地球・生命の対比、右に「感動する心」を置き、無理にまとめず余韻を残します。全体はnoteの指導案で紹介しています。












