努力の授業が「あきらめないのはえらい」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、お話に出てくる「もう一人のぼく」ということばを手がかりに、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『やったぞ! 漢字テスト』(小学4年・道徳/希望と勇気、努力と強い意志)
- あらすじ:漢字が苦手な「ぼく」は、五十問テストで百点を取ると決め、毎日練習します。点が上がらず「もうねちゃおうかな」と思う夜もありました。それでも続けて、ついに百点を取り、自分で自分をほめたいと思います。
- ねらい:努力=えらいこと → 弱い自分とたたかう力が自分にもある。なまけたい気持ちもある。それでも続けた自分をみとめられる
- おすすめの発問:「もう一人のぼく」と、どうたたかったのだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「弱い心と負けない心」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
やったぞ! 漢字テストのあらすじ(どんなお話?)

漢字が苦手な「ぼく」は、五十問テストで百点を取ると決め、毎日練習します。点が上がらず「もうねちゃおうかな」と思う夜もありました。それでも続けて、ついに百点を取り、自分で自分をほめたいと思います。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「努力はえらい」という確認です。授業の後は、だれにでもある弱い気持ちとたたかい、続けてきた自分を認められることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「くやしい」「うれしい」で終わりがちです。「もう一人のぼく」ということばに注目すると、弱い気持ちと、それに負けない気持ちのたたかいが見えてきます。
4コマで見る「なわとび」

目標に向かうとき、だれの心にも「もうやめたい」という声が出てきます。続けてきたあとが目に見えると、その声に負けない力になります。「もう一人のぼく」とのたたかいを、教室の場面にしました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に弱い気持ちと負けない気持ちを左右に分けた心のたたかい、右に努力をとらえ直すことばを置きます。そのまま使える板書の全体はnoteにまとめています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 4年『やったぞ! 漢字テスト』【希望と勇気、努力と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「もう一人のぼく」は、だれの心にもいる
- 続けたあとが、自分をはげます応援団になる
- ことばに注目し、心の中のたたかいを見る
『やったぞ! 漢字テスト』のよくある質問
Q. 『やったぞ! 漢字テスト』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学4年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、努力と強い意志」です。
Q. 『やったぞ! 漢字テスト』のあらすじは?
A. 漢字が苦手な「ぼく」は、五十問テストで百点を取ると決め、毎日練習します。点が上がらず「もうねちゃおうかな」と思う夜もありました。それでも続けて、ついに百点を取り、自分で自分をほめたいと思います。
Q. 『やったぞ! 漢字テスト』の授業のねらいは?
A. 努力=えらいことという考えから、弱い自分とたたかう力が自分にもあるという考えへ深めることです。授業の前は「努力はえらい」という確認です。授業の後は、だれにでもある弱い気持ちとたたかい、続けてきた自分を認められることがゴールです。
Q. 『やったぞ! 漢字テスト』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「もう一人のぼく」と、どうたたかったのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「くやしい」「うれしい」で終わりがちです。「もう一人のぼく」ということばに注目すると、弱い気持ちと、それに負けない気持ちのたたかいが見えてきます。
Q. 『やったぞ! 漢字テスト』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に弱い気持ちと負けない気持ちを左右に分けた心のたたかい、右に努力をとらえ直すことばを置きます。そのまま使える板書の全体はnoteにまとめています。












