自由と責任の授業が「ルールを守りましょう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、教室のルールづくりにつなげることを手がかりに、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『自由な公園』(小学6年・道徳/善悪の判断、自律、自由と責任)
- あらすじ:公園では、サッカーや犬の散歩、楽器の演奏など、みんなが自由にすごしていました。そのそばで困る人もいて、やがて禁止の看板が立ちます。一か月後、市民で話し合う回覧板が回り、「ぼく」はどうしたらよいか考えます。
- ねらい:自由=好きなことをしていい → 自由は周りの自由とつながっている。自由を守るのは看板ではなく、一人一人の判断と責任ある行動
- おすすめの発問:看板にたよらずみんなの自由を守るには?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
自由な公園のあらすじ(どんなお話?)

公園では、サッカーや犬の散歩、楽器の演奏など、みんなが自由にすごしていました。そのそばで困る人もいて、やがて禁止の看板が立ちます。一か月後、市民で話し合う回覧板が回り、「ぼく」はどうしたらよいか考えます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「自由=好きなことをしていい」という考えです。授業の後は、自分の自由が周りの人の自由とつながっていると気づき、自由には責任がともなうことを自分ごととして考えられることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、立場ごとの気持ちが並ぶだけになりがちです。看板にたよらない方法を問うと、自分たちの判断と責任に目が向き、学級のルールづくりにもつながります。
4コマで見る「雨の日の教室」

禁止されると、自由はへってしまいます。自分たちで話し合って決めたルールなら、みんなの自由を守ることができます。学級会や教室の使い方につなげて考えられます。
板書計画は3つのエリア

左に子どもの今の考え、中央に中心発問での話し合い、右にとらえ直した考えを書きます。安心した人と困った人の両方の立場をならべていく板書の全体は、note でくわしく紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『自由な公園』【善悪の判断、自律、自由と責任】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「ルールを守りましょう」で終わらせない
- 看板にたよらない自由の守り方を問う
- 学級のルールづくりにつなげる
『自由な公園』のよくある質問
Q. 『自由な公園』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「善悪の判断、自律、自由と責任」です。
Q. 『自由な公園』のあらすじは?
A. 公園では、サッカーや犬の散歩、楽器の演奏など、みんなが自由にすごしていました。そのそばで困る人もいて、やがて禁止の看板が立ちます。一か月後、市民で話し合う回覧板が回り、「ぼく」はどうしたらよいか考えます。
Q. 『自由な公園』の授業のねらいは?
A. 自由=好きなことをしていいという考えから、自由は周りの自由とつながっているという考えへ深めることです。授業の前は「自由=好きなことをしていい」という考えです。授業の後は、自分の自由が周りの人の自由とつながっていると気づき、自由には責任がともなうことを自分ごととして考えられることがゴールです。
Q. 『自由な公園』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「看板にたよらずみんなの自由を守るには?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、立場ごとの気持ちが並ぶだけになりがちです。看板にたよらない方法を問うと、自分たちの判断と責任に目が向き、学級のルールづくりにもつながります。
Q. 『自由な公園』の板書計画は?
A. 左に子どもの今の考え、中央に中心発問での話し合い、右にとらえ直した考えを書きます。安心した人と困った人の両方の立場をならべていく板書の全体は、note でくわしく紹介しています。












